キャベツ1玉“1000円超え”も…2025年も値上げラッシュに 閉店危機の飲食店も
日テレNEWS NNN
2024年は「news every.」でも値上げのニュースをたくさんお伝えしてきましたが、2025年はそれを上回る値上げラッシュになりそうです。野菜の高値も続いていて、都内の青果店ではキャベツが1玉1000円超えとなっていました。 ◇ 埼玉県にあるスーパー。正月休みを終えたお客さんを待っていた“現実”は…
お客さん(60代) 「お魚も高いですね」 ──笑っちゃう? お客さん(60代) 「笑っちゃう。みんな高いですね」 2025年は新年早々、“値上げラッシュ”です。 お客さん(80代) 「ああ、やっぱり大根高いね。やっぱり金曜日まで待つわ。(金曜日は)150円、1本がね。金曜日まで我慢してね。値上がりしましたよね、何でも」
2025年1月から4月まででパンや冷凍食品、小麦粉など「6121品目」が値上げします。原材料や人件費などの上昇が続き、2024年を上回る“値上げラッシュ”が待ち受けているのです。 中でも、“異常な高値”だとSNSでも話題となっているのが… スーパーマルサン越谷花田店 青果部門・板清英樹副部長 「話題のキャベツ。去年の秋頃から上がり始めて1個1000円つける時期もありました」 ロールキャベツやお鍋など、食卓でもよく使われる「キャベツ」です。東京都の市場での価格は平年の約3.7倍。
お客さん(80代) 「キャベツ高いもんね、キャベツがね。ああ高い高い」 お客さん(70代) 「とんかつあげるのに、キャベツはなくてはならない。大事に使ってます。長く生きてきた知恵みたいのを、生かすしかないですね」 飛ぶように売れていくスーパーの「特売キャベツ」。一方で、7日に都内の青果店でキャベツを買ってみると… 「1026円です」
なんとキャベツ1玉が“1000円超え”。 ──売れますか? 八百新 雑喉谷勝蔵社長 「キャベツは一般には売れないよ、あんまり」 お客さんも… お客さん 「ちょっと買えませんね」 ──手が出ない? お客さん 「出ない。よくスーパーでキャベツだけ千切りしているの売っているんですよ。それだと安いから手が出ますけど」