ゼロ・ウェイスト宣言から20年目の葛藤と、自ら選んだ持続可能な未来
人口約2,000人(※)だった徳島県上勝町(かみかつちょう)が、日本や世界から注目されるきっかけの一つになった「ゼロ・ウェイスト宣言」。 1.地球を汚さない人づくりに努めます。 2.ごみの再利用・再資源化を進め、2020年までに焼却・埋め立て処分をなくす最善の努力をします。 3.地球環境をよくするため世界中に多くの仲間をつくります! (ゼロ・ウェイスト宣言 2003より引用) (https://zwtk.jp/2020/03/01/%E3%82%BC%E3%83%AD%EF%BD%A5%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E5%AE%A3%E8%A8%80/) 焼却炉を購入・維持管理するコストや、ごみを埋め立てる最終処分場の敷地確保のむずかしさなどから、ごみを分別して資源化する取り組みを上勝町では2003年から開始。結果、リサイクル率は80%を超え、日本はもちろん世界からも、その仕組みや地域の在り方を学びにさまざまな人々が訪れています。 ※2003年当時。2024年9月現在の人口は1,358人
そして、ゼロ・ウェイスト宣言を達成する目標だった2020年。13年の歩みを振り返り、2021年には新たな宣言が上勝町で採択されました。 1.ゼロ・ウェイストで、私たちの暮らしを豊かにします。 2.町でできるあらゆる実験やチャレンジを行い、ごみになるものをゼロにします。 3.ゼロ・ウェイストや環境問題について学べる仕組みをつくり、新しい時代のリーダーを輩出します。 (ゼロ・ウェイスト宣言 2020より引用) (https://zwtk.jp/2020/03/01/%e4%b8%8a%e5%8b%9d%e7%94%ba%e3%81%8c%e6%8a%b1%e3%81%88%e3%82%8b%e8%aa%b2%e9%a1%8c%e3%82%84%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%99%e3%81%93%e3%81%a8-2/)