「間違いない、膵臓癌です」…絶望の「3年生存率7%」を告げられた「Dr.コパ」 「あと1000日の人生」をどう克服するのか
治療後にマーカーが上昇
Dr.コパ:7月31日に抗癌剤治療が始まりました。7月に500くらいだった腫瘍マーカーの数字が、抗癌剤治療を始めて2週間くらい経った8月半ばには950ぐらいになった。 ――上がってしまったんですか? Dr.コパ:抗癌剤治療を始めたのに、癌が進行していたんです。「これもう死ぬな」と腹を決めました。だから、これはもうちゃんと発表しなくちゃいけないなと思って、まず8月18日にマスコミ発表をしたんです。 ――放射線治療はどうだったんですか? Dr.コパ:10月28日だったかな、QSTっていう病院(量子科学技術研究開発機構QST病院)が千葉にあって、そこに3週間入院して重粒子線治療を12回、膵臓に照射してもらいました。今は第2弾の抗癌剤治療を再開しています。重粒子を再び打つことはありません。これ以上は打てないそうです。年内に第3弾の抗癌剤治療まで予定されています。それが済んで3年(生存率)7%なんですよ。 ――風水で幸せを追求してきたコパさんが、なぜ癌になったのだろう?
風水で癌を治す
Dr.コパ:父からは膵臓が悪い時の風水も聞いていたんです。だけど、僕はやってこなかった。膵臓癌になるなんて思っていなかったし、実際にどこにも(癌は)なかったんだから。それなのに膵臓癌になった。自分で患ってみて、すごく進行の早い癌なんだなと感じています。僕はこれまで、金運と人間関係と一般的な健康運、そして愛馬が勝つような勝負強い風水をやってきました。自分が膵臓癌だとわかって何をやったかというと、膵臓癌で死なない風水をインテリアなんかで始めました。 ――そんな風水もあるんですか? Dr.コパ:あるんです、あるんです! もっともこれもね、自分が治ってからじゃないと発表できない。だって、効かない風水やってもしょうがない。僕が立証しないとね。金運の風水だって、僕が立証して間違いないことしか言って来なかった。“運の上限を生きる”っていうのが風水の極意ですから。 ――大病を患っているとは思えない言葉です。 Dr.コパ:医者からは3年生存率7%って言われてね、それなら3年確保しようと思ったんです。3年持ったら御の字だな、って思うところからスタートしたんです。およそ1000日です。寿命の上限まで膵臓癌に対抗して生きるっていう風水を始めたところなんです。病気になって死ぬって言われて、生きるための風水を見つけるチャンスじゃないですか。もし失敗すればね、コパの風水が効かなきゃ死ぬだけですから。もちろん主治医にも命は任せているけれど、主治医にはできない膵臓癌に勝つ風水は、僕が責任を持って自分に与えているわけです。 *** 後編では膵臓癌になった“特権”について述べている。
デイリー新潮編集部
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