「間違いない、膵臓癌です」…絶望の「3年生存率7%」を告げられた「Dr.コパ」 「あと1000日の人生」をどう克服するのか
風水研究家として知られるDr.コパこと小林祥晃氏(77)が膵臓癌であることを公表した。風水で夢を叶え「どれだけ幸せになれるか?」を実践してきたDr.コパが、なぜ癌になったのか――。治療を続ける今、そして未来を語る。(前後編の前編) 【写真をみる】「えっ、今こんな感じなの…?」 膵臓がんになっていた「Dr.コパ」現在の姿 ***
9月28日、Dr.コパは公式YouTubeチャンネル「Dr.コパの開運道場」で、「コパは7月に検査をしましたが、膵臓癌になりました。3年生存率8%、そういうふうに言われてドキッとしますよね。でも、死ぬ気がしないんです」と自身の病状について明かした。 ――あらためて癌が発覚するまでの経緯を聞かせてください。 Dr.コパ:2カ月に一遍、病院で検査はやっていました。高血圧とか糖尿とかの持病がありますから、その検査です。笑うかもしれないけど、年齢が高くなったら少しくらい(血圧が)高くないと脳まで血が行かないと思っているの。コレステロールが溜まりまくっているようなジジイがね、10代や20代と同じ血圧じゃ血が上がって行かないというのが僕の持論だったから、血圧は少しくらい高めでいいと。血糖だってそう。僕の生き方の理論っていうのは、高血圧、高血糖、高収入こそがジジイの“3高”だってずっと言ってきたんですよ。だからね、病院で2カ月に1回、検査はしてきたけれど、腫瘍マーカーの検査は毎回やっていたわけではなかった。今年は3月だったかな、腫瘍マーカーの検査をしても0に近い数字だった。「膵臓に腫瘍はありません」と言われていたの。 ――今年春には予兆もなかったわけだ。
4カ月前にはなかった癌
Dr.コパ:僕は馬主でもあるので、6月に北海道でレースがあるから応援に行ったんですよ。その帰りの飛行機で、何かのウイルスが喉に感染したんだと思うんです。7月の頭になると、もう唾も飲み込めないほどの痛みになって病院に行ったんです。それで血液検査も合わせてしたら「膵臓の腫瘍マーカーが高いですね」と。4カ月前の検査ではなかったのに、今度は高いって言われたわけです。ええーっ! と思いましたよ。 ――それですぐ癌が判明したわけですか? Dr.コパ:じゃあ詳しく調べようということになって、築地のがんセンター(国立がん研究センター)を紹介されたんです。そこで検査をすると「間違いない。膵臓癌です」と。おまけに「コパさん、3年生存率7%です」と言われたんです。 ――細かいようですが、YouTubeチャンネルでは“8%”とおっしゃっていたような? Dr.コパ:医者は7%って言っていた。でも、僕は8が好きだから8%って。少しでも期待値が欲しかったんですよ。だってね、僕の膵臓癌は切れない場所にあるらしいんです。手術はできないから、抗癌剤と放射線治療で行くということになったんです。