阪神・近本 中学生の相談役として「本物」に触れる機会を提供「経験を伝えて選択肢が広がってくれれば」
阪神・近本が中学生に「本物」を体験する場を設ける。理事を務める一般社団法人「LINK UP」が、セント・トラスト株式会社とともに、芦屋市教育委員会と連携協定を締結。芦屋市役所で締結式を行い、参加した。 「SNSで簡単に情報が得られる時代だけど本物は刺激が強い。例えば僕自身、幼少期に甲子園で野球を見て得られた経験がある。本物を見てしか得られないものはある」 活動の目的は芦屋市の中学1、2年生にスポーツ分野の専門家を招くなどし、「本物」に触れる機会を提供。主体的に考える力などを養うことだ。中学生の進路決定を助ける側面もある。「僕たちの経験を伝えて、選択肢が広がってくれれば」。新人から6年連続でタイトルを獲得している「本物」が、中学生の良き相談役にも徹する。