チェルシーのマレスカ新監督がGKの陣容に言及「何が起きてもおかしくない」 ビジャレアルのヨルゲンセンにオファーか
チェルシーの新指揮官エンツォ・マレスカ監督が、補強を噂されるGKの陣容に言及した。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画|レクサム戦後インタビュー】マレスカ監督とキャプテンのリース・ジェイムズが試合を振り返る チェルシーは現在、昨夏ブライトンより獲得したロベルト・サンチェスのバックアッパーの補強を検討しており、『Sky Sports』によるとビジャレアルに所属するデンマーク人GKフィリップ・ヨルゲンセンに関心を示しているという。 R・サンチェスの他にチェルシーには、昨季レアル・マドリードへレンタル移籍していたケパ・アリサバレガ、セルビア代表のジェルジェ・ペトロヴィッチといったGKが在籍している。しかし前者は放出候補となっており、後者は足元の技術も重要視するマレスカ監督の条件を満たしていないとされていることから、ヨルゲンセンの獲得に向かうようだ。 現地時間7月24日に行われた親善試合のレクサム戦後、マレスカ監督は「私は何の疑いも持っていない。後方から攻撃を組み立てるチームは失点することもあるが、それより得点する機会が多いと思う」と語っており、GKからビルドアップするスタイルを貫くことを伝えている。 また新シーズンも正守護神の座に就くと予想されるR・サンチェスに対して次のように評価を語った。 「ロベルトは試合開始からずっと良くやっていたと思う。確かに我々が志向するスタイルでは、GKは主要なポジションとして重要な存在だ。チェルシー以外の選手について話したいわけではないが、ロベルトには非常に満足している」 ペトロヴィッチは負傷の影響でアメリカでのプレシーズンの参加を見送っている。マレスカ監督はペトロヴィッチの状況について「彼は負傷しており、タイミングを見て復帰を判断する」としつつ、「移籍期間中は、我々にとっても他のチームにとっても何が起きてもおかしくない」と語っており、陣容の変化を示唆している。
SPOTV NEWS