東京都心で初霜・初氷 平年より2週間ほど早い 今週は師走らしい寒さ続く
けさは全国の半数以上の地点で気温が0℃を下回り、今シーズン一番の冷え込みとなった所が多い。東京都心も2.5℃まで下がり、平年より2週間ほど早く初霜・初氷を観測した。今週も冬型の気圧配置となる日が多く、全国的に気温が平年並みか低い状態が続く見通し。とくに週末は、強い寒気が流れ込むため、これまで以上に寒くなりそうだ。
冬型の気圧配置
きょう(月)午後も、日本海側は雪や雨の降る所がある見込み。太平洋側は乾燥した晴天が続くため、火の取り扱いに注意が必要となる。気温は全国的に低めで、北日本は5℃以下の所が多く、関東南部や西日本の太平洋側で13℃前後となりそうだ。なお、あす(火)以降も、全国的に同じような天気分布・寒さが続く見通し。
週末はさらに寒い地域も
変化があるのは13日(金)で、太平洋側でも雲の広がる所が多い見込み。関東など、それまで日差しに助けられる地方は、実際の気温より寒く感じる一日になりそうだ。なお、日本海側は13日(金)の夜以降は、天気が荒れてくる見通し。
14日(土)~15日(日)は上空に強い寒気が南下して、これまで以上に寒くなる地域がある見込み。真冬並みの気温の所が多く、晴れ間が戻る関東も冷たい北風が吹く見込み。日本海側は山地を中心に、雪による交通機関への影響に注意が必要となる。 (気象予報士・高橋和也)