【西武】中村剛也、来季は健康第一で本塁打おかわり 現役最多アーチストの決意
西武の中村剛也内野手(41)が太いペンを取った。色紙にしたためる2025年の目標は。 【写真】リトルシニアで活躍する中村剛也ジュニア中村勇斗 「うーん」 頭を巡らせるが、いつもほどは悩まない。 「健康」 シンプルに書き、リクエストに応じて「おかわり」と添えた。 健康第一を痛感したプロ23年目の今季だった。58試合で205打席に立ち、打率は1割9分1厘。技術的な不調にコンディション不良も重なり、契約更改時には「あんまり振り返りたくない。振り返った方がいいですか? 振り返ると気持ちがちょっと痛くなる」とおかわり節をつぶやいた。 ちょうど1年前には「本塁打王」と書いていた。7本塁打したものの、現役最多となる通算478本塁打のアーチストとしては、到底納得のいく数字ではない。 巻き返しへ、今オフは例年より早めに始動した。恒例となった巨人岡本和らとの“野球教室”でも「今年、いいね」と自画自賛するほどの順調ぶりだ。万全ならば、まだまだ中軸を張れる自信はある。だからこその「健康」。今年も快く「おかわり」と添えてくれた。【金子真仁】