【M·A·Cコスメ誕生40周年】スーパーモデル、ギャル、韓流...私たちの青春を支えたメイクの歴史をM·A·Cの名品とともにプレイバック!
98年 ついにM·A·Cが日本上陸!
おしゃれな人はみんなM·A·Cを持っていた! 「リップペンシル スパイス」「リップガラス クリア」および小麦色の肌を作るファンデーションなども大人気に。すべてのコスメをM·A·Cで揃える人も多く、カウンターには長蛇の列が絶えないことも。雑誌でもメイク特集が多く組まれ“おしゃれな人はM·A·Cを使っている”という現象が巻き起こりました。
2000年代中盤 ギャルブーム
世界中がリーマン・ショックの打撃を受ける時代に突入。ヘアメイクからトークまで、ギャル発信のものが注目の的に。そのトレンドにギャルとは縁遠い大人も影響を受け、109に買い物に行ったり、カラコンやつけまつ毛も浸透しました。
このときM·A·Cの大人気アイテムは…… スモールアイシャドウ カーボン ¥3300 スモールアイシャドウ テンプティング ¥3300 マットブラック、カーボンで目を囲み、テンプティングでキラキラさせればアイメイクはいい感じに完成してしまうという現在も定番の2品。ふんわりとしたテクスチャーも気持ちよく、少量でもしっかり発色。肌なじみもよく崩れにくいのでコスパも良し。今でもリピートする人が多いロングセラー。
2010年代 第二次・第三次韓流ブーム
「イクメン」「女子会」など今では普通に聞かれるワードが誕生したころ。AKB48などのアイドル人気にのりきれない女性たちはK-POPに夢中に。韓流ドラマ人気も再燃し、オルチャンメイクも流行しました。 このときM·A·Cの大人気アイテムは…… ストロボクリーム ¥6050 ウルっとしたつやつや肌を簡単に作ることができるハイライト、下地としてストロボクリームが大人気に。ピンクライトが一番人気で雑誌などで紹介されるたびに店頭から品切れする現象に。
2010年代後半 メイクでナチュラル、ヘルシー顔を作る時代に!
スマートフォンが一気に普及し、SNSが影響力をもつ時代に。ナチュラルかつSNS映えも叶えるハイライト、ふわっと赤ちゃんみたいな血色チークが人気になりました。 このときM·A·Cの大人気アイテムは…… M·A·C ミネラライズ スキンフィニッシュ ライトスカペード ¥5940 M·A·Cミネラライズブラッシュ デインティ ¥4950 引き続き発光肌が人気。どんな色みのメイクにも使えて、みずみずしいツヤを生むライトスカペードと健康的な血色感を作るディンティがメイクの定番的存在に。 私たちのメイクヒストリーはいかがでしたか。それぞれメイクアイテムを手に取った時代は違っていても、いつも私たちの憧れコスメだったM·A·C。青春時代の流行とM·A·Cの人気アイテムは見事にリンクしていました。 日本で人気だったアイテムはすべて現在も販売中。(※マキシマルシルキーマットリップスティックのみ3月1日よりリニューアル発売。オンラインでは2月26日先行発売)一周まわって80年代、90年代の人気アイテムが新鮮に見えて、また使いたくなってきました。 後編はM·A·Cのメイクアイテムで読者モデルが今っぽく変身します! お楽しみに! 取材・文/中田ゆき 構成/國見 香
中田 ゆき