猫パンチしてくるボロボロの野良猫を保護すると…→保護後の姿に「優しい顔になったね!」の声
眠らない夜の街、歌舞伎町。そこで、1匹の猫と1人の人間が出会いました。 今回紹介するのは猫のたにゃちゃんと、その飼い主さん(@kabukinoraneko)。飼い主さんとたにゃちゃんの出会いは歌舞伎町。たにゃちゃんのビフォーアフターを載せたXの動画は5.3万回再生されています(2024年4月29日現在)。たにゃちゃんとのエピソードを飼い主さんに聞きました。 【写真5枚】鋭い目つきのビフォー→優しい表情のアフター(@kabukinoranekoさんより提供)
ビフォーアフター
動画には、歌舞伎町にいた野良猫だったころのたにゃちゃんと、飼い主さんが保護した後の現在のたにゃちゃんの姿が。 野良猫時代の姿は、毛や眼頭に汚れが付きどこかおびえている姿に見えます。しかし、保護されてからは雰囲気が穏やかになり、飼い主さんを見上げている姿がかわいらしいですね。
お互いボロボロだね
飼い主さんとたにゃちゃんが出会ったのは、飼い主さんがいつも使っていた歌舞伎町の駐車場でした。 ある日突然、野良猫のたにゃちゃんが飼い主さんの目の前に現れたんだとか。たにゃちゃんと出会った時期、飼い主さんは人生に息詰まっていたそうです。「お互いボロボロだね」飼い主さんはたにゃちゃんにこう声を掛けました。 たにゃちゃんを保護しようと決意した飼い主さん。最初は飼い主さん1人で保護しようとしていたそうです。しかし、保護は結局上手くいかず、失敗。 「たにゃと縮まった距離も一気に開いてしまいました。そんなとき、駐車場にビル建設の話があり、この場所が無くなると聞いたんです。SOSを出したところ、地元で保護活動をされている方々が僕と一緒になって、たにゃを保護してくれました」飼い主さんは当時の様子を語ってくれました。 焦っていたところに助けてくれる人が現れ、飼い主さんは安堵したのではないでしょうか。
警戒心の強いたにゃちゃん
野良生活が長かったたにゃちゃん。保護した今もまだまだ警戒心が強く、飼い主さんでさえ触るのはまだまだ難しいんだとか。 「でも、近づいても逃げないですし、ご飯のおねだりは足元まで来てくれます。少しずつ、少しずつ距離が近づいている。そんな感じが楽しく、毎日を過ごしています」 現在の2人の生活について、飼い主さんは語ってくれました。 前と比べ、たにゃちゃんは穏やかになったと感じている飼い主さん。野良猫時代は、敵や騒音を気にする生活だったのでしょう。今は、のんびり好きなことをして過ごしているのではないでしょうか。 「野良猫時代はシャーシャー威嚇したような様子や、猫パンチがすごかったです。最近は可愛く『ニャ~』と言ってくれます」 触れるようになったらさらに可愛いと感じる瞬間が増えそうですね。