19年ぶり伊賀上野と名古屋を結ぶJR西日本の直通列車 2月に実証運行 関宿や伊賀牛ステーキ楽しむ商品も 三重県
観光プランなどは10日から日本旅行のウェブサイトで受け付け開始(三重テレビ放送)
JR西日本が赤字路線として公表した関西本線の亀山・加茂間の利用促進に向け、2月に名古屋駅と伊賀上野駅を結ぶ直通列車が実証運行されることになりました。 JR西日本が赤字路線として公表した関西本線の亀山と京都府の加茂間については、三重県が沿線の亀山市と伊賀市、JR西日本とともに利用促進に向けた取り組みについて検討を進めています。 直通列車は名古屋駅と伊賀市の伊賀上野駅を乗り換えなしで結び、2月16日の日曜日と22日の土曜日に1日1往復します。 JR西日本によりますと、名古屋と伊賀上野を結ぶ直通列車の運行は2006年3月以来、約19年ぶりだということです。 直通列車の運行に伴って、亀山市の関宿を観光するプランや、伊賀牛ステーキを食べる旅行商品が販売される予定で、定員は1日100人、10日から日本旅行のウェブサイトで申し込みを受け付け、17日に当選者が発表されることになっています。 一見知事は「この機会にJR関西本線が広く認知され多くの人に利用してもらいたい」と話していました。 三重県は今回の実証運行の結果を検証して、今後の取り組みについて検討するとしています。