インフル感染者数過去最多に 病床ひっ迫で救急搬送が困難な事例も 新型コロナの感染者も増加傾向 名古屋市
名古屋市で、インフルエンザの感染者数が、過去最多となったことが分かりました。病床がひっ迫し、救急搬送が困難な事例も出ているということです。 名古屋市では、市内70か所の医療機関でインフルエンザの感染者について調査を行っていますが、12月23日からの1週間における医療機関あたりの感染者数は67.49人で、過去最多となりました。感染が急拡大している影響で、病床がひっ迫し、その影響で、救急搬送が困難になる事案が急増しているということです。 また、インフルエンザだけでなく、新型コロナの感染者も増加傾向にあります。 名古屋市の広沢市長は10日、臨時の記者会見を開き、こまめに手洗いを行うことや、人ごみへの不要不急な外出を控えるなどの感染対策を徹底してほしいと話しました。 また、119番通報について、「緊急を要する場合は、ためらわず通報してほしいが、悩む場合は、電話相談窓口(#7119)に電話してほしい」と呼び掛けました。