レール2カ所に置かれた石を粉砕か 東海道線上り普通列車で異音 一時運転見合わせ4615人影響=静岡
JR東海によりますと、東海道線は1月10日午前9時50分頃、静岡市駿河区の用宗駅と静岡県焼津市の焼津駅間で、上り普通列車運転士が異常な音を感じたため、用宗駅~焼津駅間で一時、上下線で運転を見合わせました。 現場で車両や線路などの安全確認を行い、午前10時23分に運転を再開しましたが、運休や遅れの影響が出ました。 列車には約300人が乗っていましたが、けがはありませんでした。 JR東海によりますと、進行方向両側のレール上に1カ所ずつ計2カ所の石の粉砕痕があったため、異音の原因は列車が線路上に置かれた石を粉砕したのが原因とみられ、カラスなどの動物が置いた可能性も考えられるということです。詳細については警察が調査中ということです。 なお、この運転見合わせによる影響は次の通りです。 【運休】 全区間運休列車:上下5本(下り2本、上り3本) 部分運休列車 :上下15本(下り8本、上り7本) 【遅れ】 上下10本(下り5本、上り5本)48分~6分 【影響人員】 約4615人
静岡放送