猿田彦神社の白蛇が鎮座する「たから石」がSNSで話題 待ち受け画面に
猿田彦神社(伊勢市宇治浦田)の境内にある「たから石」をカメラで撮って待ち受け画面にすると、縁起が良いとSNSで話題となっている。(伊勢志摩経済新聞) 【写真】【その他の画像】猿田彦神社の白蛇が鎮座する「たから石」 同神社は、日本神話「天孫降臨」で天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を先導し道案内した神様とされる猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)と伊勢神宮の地を献上したとされる大田命(オオタノミコト)を祭る。日本神話「岩戸伝説」で神々が協力し岩屋に隠れた天照大御神を救出する際に踊りを披露し、後に猿田彦大神の妻となったとされる天宇受売命(アメノウズメノミコト)を祭る「佐瑠女(サルメ)神社」を境内社に持つ(現在は新社殿建設のため同神社本殿内で祭る)。 「たから石」が話題になったのは、Xに昨年9月16日「たから石」の写真とともに「伊勢の猿田彦神社のたから石を待ち受けにした知人が恋愛も仕事も好転し、人生が激変したのでシェアします」という内容が投稿されたのがきっかけ。今も拡散され続け、1月9日23時現在で1809万回閲覧され、14万いいね、1.1万回シェアされ、2299のコメントが付いた。「たから石」に関連する投稿はさらに多い。 同神社広報担当の新居一城さんは「たから石は『宝船』のような船形をしていることから縁起が良いのでと崇敬者から奉納されたもので、境内に据え置き、垂(しで)を付けたしめ縄を張り巡らせている。よく見ると、その石の上に白蛇がのっているようにも見える。白蛇は金運をもたらすとされることから、宝船と合わせても縁起が良いとされ、手を合わせる人も多い。猿田彦大神は、何事も良い方向へと導く『みちひらき』の神様として知られている。巳(み)年の2025年に参拝者の皆さまに幸多かれと祈っている」と話す。
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