今夏のマンC移籍も破談の可能性大? 賭博違反が認められればパケタには数年に及ぶ出場停止処分も
本人は否定
ウェストハムに所属するブラジル代表MFルーカス・パケタは23日にイングランドサッカー協会(FA)に賭博違反で告発された。 パケタは昨夏から容疑をかけられ、調査が進められていたが、同選手はこれを否定していた。容疑をかけられている内容は意図的にイエローカードをもらったことであり、2022-23シーズンの11月のレスター戦、3月のアストン・ヴィラ戦、5月のリーズ・ユナイテッド戦、そして今シーズンの8月のボーンマス戦のプレミアリーグ4試合だという。 パケタ自身はこの告発を受けて、容疑を強く否定しているが、英『Evening Standard』によると、今回の件が認められれば、数年に及ぶ長期の出場停止処分を受ける可能性もあるとのこと。同メディアはFAカップで故意に2枚のイエローカードをもらったことで2018年に6年間の出場停止処分を受けたブラッドリー・ウッドや2022年に同様の賭博違反を犯して10年間の出場停止処分を受けたカイナン・アイザックなどの例を挙げ、パケタも同様に事実上、選手生命を絶たれる可能性もあるという。 さらに同メディアは今回の報道を受けて、再度浮上していた今夏のマンチェスター・シティへの移籍の話も再び破談になると予想している。昨夏に賭博違反が浮上したことで破談となったパケタとシティの交渉だが、今夏にもシティはパケタの獲得に動くと考えられていた。しかし、告発された今、パケタの疑惑がはっきりと晴れない限りシティが獲得に動くことはないだろう。 パケタは現在26歳であるが、長期の出場停止処分が下されれば、サッカー選手として旬の時期に出場できないことになってしまう。パケタ自身は強く否定しているが、今回の騒動はどのような結末を迎えるのか。
構成/ザ・ワールド編集部