【プレビュー】現状打破へ。勝ち負けが続く2位町田と5戦無敗も勝ち切れていない試合が続く柏が激突! | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは5月3日にかけて第11節が開催。町田GIONスタジアムでは、FC町田ゼルビアと柏レイソルの一戦が行われる。 ●【動画】アルビレックス新潟 千葉和彦&サンフレッチェ広島 塩谷司インタビュー
勝ちと負けが交互に続いている2位町田と5試合負けなしの11位柏が現状打破をかけてぶつかり合う。 ホームの町田は首位のC大阪と勝ち点で並ぶ2位と依然として好位置をキープできているが、前節は同じ昇格組のジュビロ磐田に完敗。その結果、4月は初黒星を含む3敗。快進撃を見せた開幕当初ほど勝ち点を伸ばし切れていないのが現状だ。 特にリーグ戦では3試合連続で失点が続いており、堅守を強みとしているチームとしてはあまり芳しい状況ではない。5月最初のゲームとなる今節は、GK谷晃生やDF昌子源を中心にクリーンシートでキッチリと抑えることにまずはフォーカスしたい一戦だ。 ただ相手はリーグ最少失点タイの柏。お互いに守備で持ち味を発揮すれば、拮抗したゲーム展開になっていくだろう。その中で引き分けではなく、勝ち切るためにはやはりゴールが必須。前節は数多くのチャンスを仕留め切れなかった決定力に課題が残っただけに、FWオ・セフンとナ・サンホには決定的な仕事が期待される。 アウェイの柏は、4月を無敗で終えたものの、引き分けが3つと勝ち切れない試合も多く勝ち点を伸ばし切れなかった。サガン鳥栖と対戦した前節はMF島村拓弥のゴールで同点としたが、15本のシュートを放ったものの、最後まで2点目を仕留められなかった。 前節の結果が物語るように、ここまでリーグ開幕から複数得点を奪えていない。チームのエースでもあるU23日本代表のFW細谷真大をU23アジアカップで欠いているとは言え、より上位を狙っていく上では早急に乗り換えたい課題でもある。 注目は攻撃でアクセントを加えている島村だ。前節、J1初ゴールをマークした他にも決定機をスルーパスで演出するなど存在感を発揮。また、途中出場が多かった開幕当初よりもここ最近は先発機会も増え、着実に出場時間を伸ばしている。今節は町田撃破の立役者となれるか。注目のレフティーだ。 お互いにスッキリとしない状況なのは同じだ。その現状を打ち破るのは、町田か、柏か。注目の一戦だ。