子どものスマホ課金、うちは大丈夫? 冬休みにチェックしたい『トラブル防止YES/NOチャート』
子どものために知ってほしい「親のスマホの貸出リスク」
「うちの子にマイカーはまだ早いから、私のスポーツカーを運転させているの。だから安心よ」なんて言う人はいないですよね。その車を子どもが運転していて、事故を起こしたら保険はおりるのか、というような心配も出てくると思います。「私の車を使わせる」ということは、決して安心材料にはなりません。 「うちの子はまだスマホは早いから、私のスマホを渡す」というのも、実はそれと似ています。貸し出したスマホは、保護者の方のIDで動いています。年齢制限のあるコンテンツのダウンロード制限も、課金の制限も受けられません。安心のために親のスマホを渡したつもりが、かえって危険な可能性があるのです。 できれば子ども専用の端末を用意し、子ども専用のIDを用意し、フィルタリングや法律などの保護をしっかり受けられるような状況にしていただきたいなと思います。 ーーーーーーー 小木曽健(おぎそけん) ネットリテラシー専門家。講演や書籍、メディア出演などを通じて、ネットで絶対に失敗しない方法を伝えている。全国の学校・企業・官公庁向けに40万人、2000回以上の講演実績。炎上の「予防」「火消し」から、フェイクニュースに騙されない方法まで幅広く発信中。