車の「乗り潰し」と「買い替え」どっちがお得? コスパやメリット・デメリットを比較
車を買い替えるメリット・デメリット
車を買い替えると、新しい車に乗れるなど多くのメリットがありますが、車の総コストは高くなりがちです。 ▽車を買い替えるメリット ・車種や状態次第では高額で売れる ・安全性の高い車などに乗り換えられる ・メーカー保証や任意保険の新車割引を使える(次の車が新車の場合) 中古車市場でも人気の車種だったり、車両状態が良かったりすると、愛車が高額で売れます。そうなれば次の車の購入額に充てることもでき、購入時の負担を減らせるでしょう。また新車や高年式の中古車に買い替えれば、車の装備が新しく、故障などがあってもメーカー保証を使える可能性があります。 【燃費や安全性はどれくらい変わる?】 乗り潰しと買い替えでは、燃費や安全性が変わります。たとえば2012年式と2024年式のN-BOXでは、燃費が4km/L(JC08モード)ほど違います。車の燃費は経年により悪化するので、乗り潰せばさらに大きな開きがあると考えられます。 また、十数年落ちの車両では運転支援機能が全くないことも。これに対して新しい車両なら、歩行者や二輪車、夜間対応の衝突被害軽減ブレーキを搭載していたり、高速道路での定速走行ができたりする車両も多いです。 【関連記事】メーカー横断で順位付け!安全な車ランキング(軽自動車編) ▽車を買い替えるデメリット ・基本的に車の総コストは高くなる 前の車の売却額を次の車の購入費用に充てられると、一時的に得をした気分になるかもしれません。しかし先述の通り、一般には車を乗り潰した方が車の総コストを安く抑えられます。 【ローンの残債がある時は注意】 現在の車をローン購入し、まだ完済していない場合、ローンの所有権が自分にない可能性があります。この場合、原則としてローンを完済しない限り次の車を購入できません。お店によっては車の売却額でローンを返済し、新たな車を契約できることもあります。しかし、売却額でローンを完済できない可能性もあり、結果としてローンの持ち出しが生じるかもしれません。