選挙結果に対する憂鬱や不安感、うまく対処するコツは
政治家は必ずしも国民を代表しているわけではない
■4. 政治家はあくまで政治家で、必ずしも国民を代表しているわけではないことを理解する 忘れないでほしいのだが、多くの政治家は、自分のことで頭がいっぱいだ。政治家がまず第一に考えることは自分の身の振り方であって、市民のために時間を使ったり気を配ったりするのは二の次なのだ。だから、やたらに政治家の言動に振り回されないようにしよう。彼らにその価値はない。発言に一喜一憂したり、熱狂的なファンのように主張を鵜呑みにしたりしないことだ。 これは特に、政治家が他者に対する憎悪を煽った場合に当てはまる。その言い分を真に受ければ、いっそう恐怖や苦悩、孤独感を味わう羽目になりかねない。 ■5. 政治家を赤ちゃんや漫画のキャラクターのように扱ってみる 米コメディー映画『ウォーターボーイ』では、アメフトチームの監督が相手チームの監督を赤ちゃんだと思うことで、対戦する際の恐怖感を克服する様子を描いている。政治家に対しても同じ手が使える。見た目が大人びているからといって、大人の振る舞いができるとは限らない。アニメ『ザ・シンプソンズ』に登場するバーンズ社長など、二次元のキャラクターになぞらえてみるのもいいだろう。 ■6. セルフケアを心掛け、自分が幸せになれることをする 酒や甘味でショックを紛らわしたくなる場合もあるだろう。少しの贅沢は構わないが、心身を害する結果にならないよう気をつけよう。繰り返しになるが、政治家たちにそんな価値はない。健康維持を忘れずに、十分な睡眠を取り、やけ食いにならない範囲でよく食べ、体を動かそう。そして、自分が幸せになれるようなことをしよう。 ■7. 物事を大局的にとらえ、一日一日を大切にすごす すでに言ったとおり、未来はいつだって不確実性に満ちている。来月、来週、それどころか数時間後にすら何が起こるのか誰も知らない。あなたが支持していた候補者が選挙に勝ったとしても、すべてが思い描いたとおりに進むとは限らないのだ。確かなことは、今ここで起こっていることだけだ。