東京円、30銭安の1ドル=152円54~56銭…アメリカ雇用統計控えドル買戻しの動き
1日の東京外国為替市場の円相場は午後5時、前日(午後5時)と比べて30銭円安・ドル高の1ドル=152円54~56銭で大方の取引を終えた。
日本銀行の植田和男総裁が前日の記者会見で、今後の政策判断について「時間的な余裕がある」との表現を今後は使わない考えを示した。日銀が早期に追加利上げに動くとの観測が広がり、午前中は円買い・ドル売りの動きが優勢だった。その後は、米雇用統計を控え、ドルを買い戻す動きが出た。
対ユーロでは、45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=165円77~81銭で大方の取引を終えた。