【箱根駅伝】1万メートルの平均タイム 全体1位は中央大、2位は青山学院大、3位は國學院大 駒澤大はまさかの最下位も...
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路・3日復路) 来年1月2、3日に行われる第101回箱根駅伝のチームエントリーに合わせて、10000メートルの上位10名の平均タイムが10日に発表されました。 【画像】27分台連発のMARCH対抗戦 中央大のエース吉居駿恭が快走 チームの強さの指標として表される10000メートルの平均タイム。全体1位は中央大学で28分15秒62でした。昨年の1位駒澤大学の28分21秒17を上回る記録で、前回の7区で区間賞を獲得した吉居駿恭選手(3年)の中大記録・27分44秒48を筆頭に27分台が3名、28分台は12名とスピードランナーが揃いました。 2位は、28分20秒04で青山学院大学。11月のMARCH対抗戦で27分43秒33を持つ鶴川正也選手(4年)をはじめ、黒田朝日選手(3年)と若林宏樹選手(4年)が27分台ランナーです。さらに、28分台の選手にも、前回の3区で区間賞を獲得した太田蒼生選手(4年)とハーフマラソンまで強さを誇る、充実のラインナップとなっています。 出雲駅伝と全日本大学駅伝を連勝し、史上6校目の学生駅伝三冠を狙う國學院大學は、28分22秒26で3位にランクイン。27分台は主将の平林清澄選手(4年)のみですが、28分台の前半に野中恒亨選手(2年)や上原琉翔選手(3年)ら、今季の駅伝で区間賞を獲得したロードレースに強い選手が揃っています。 一方で、登録16名中6名が1万メートルの公認記録を持っていなかった駒澤大学は、学連選抜を含む出場21チーム中最下位。ただし、27分35秒05の主将・篠原倖太朗選手(4年)と、27分28秒50を持つ佐藤圭汰選手(3年)の両スーパーエースが登録され、ハーフマラソンでは1時間00分11秒の篠原選手を筆頭に、1時間1~2分台の選手も9名も揃うなど、“3強”の一角にふさわしい陣容となっています。 また今大会最速タイムを持つのは、東京国際大学のリチャード エティーリ選手(2年)。27分06秒88で学生記録を保持しています。昨年は予選会でエティーリ選手の転倒もあり、本選出場はならず。101回目の大会でどんな走りを刻むのでしょうか。 ▽10000メートル平均タイム 1位 中央大学 28分15秒62 2位 青山学院大学 28分20秒04 3位 國學院大學 28分22秒26 4位 創価大学 28分25秒93 5位 大東文化大学 28分33秒18 6位 城西大学 28分34秒41 7位 日本大学 28分38秒60 8位 東洋大学 28分39秒49 9位 中央学院大学 28分40秒61 10位 帝京大学 28分41秒52 11位 順天堂大学 28分41秒74 12位 東京国際大学 28分44秒80 13位 日本体育大学 28分47秒27 14位 早稲田大学 28分48秒59 15位 関東学生連合チーム 28分52秒78 16位 法政大学 28分56秒47 17位 山梨学院大学 28分59秒59 18位 立教大学 29分00秒01 19位 神奈川大学 29分03秒14 20位 専修大学 29分03秒43 21位 駒澤大学 29分04秒37
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