ChatGPTが仕事以外でも頼りになる?生成AIの暮らしにおける意外な使い道と注意点
・Gemini 「Gemini(ジェミニ)」は、2023年12月にGoogleが発表した次世代のマルチモーダル生成AIモデルです。GmailやYouTubeなど、Googleが提供する各種サービスとの連携ができるという大きな強みがあります。 「ビデオ通話中に『ここに何がある?』と聞くと、通話画面に映るものを認識して回答してくれたり、動画の内容を解析して記事を生成してくれたりと、マルチモーダル性に優れています」
・Claude 「Claude (クロード)」は、OpenAI出身のメンバーが立ち上げたスタートアップ企業、Anthropic社によって開発されました。他の生成AIサービスと比べ、より人間的で自然な言語表現が可能です。 「Claudeが出力する回答は言い回しがとても自然で、AI業界でもきれいな日本語に強いと評価されています。記事作成やメールなど、テキストの生成に便利です」 これらのサービスはいずれもモバイルアプリがリリースされており、スマートフォンで気軽に利用することができます。まずは登録して、無料プランから試してみてください。
生成AIを使いこなすカギは「プロンプト」にあり!
実際に生成AIサービスを使い始めてみたはいいものの、とんちんかんな回答ばかりで上手く使いこなせないパターンも多いのではないでしょうか? 実は、それには「プロンプト(=AIに与える指示)」の質が大きく影響しています。 「例えば、物件検索サイトで部屋を探すとき、住みたい部屋の条件を指定しますよね。ざっくりした条件を入れただけだと、希望にぴったり合致する物件が埋もれてしまったり、条件がほとんど合わない変な物件ばかりが引っかかったりしてしまいます。 それはAIも同様で、具体的な条件を指定してあげないと、ユーザーが意図しない的外れな回答が返ってきてしまいます。単に『○○して』とだけ伝えるのではなく、指示の内容や目的を明確にして、細かく整理することが重要です」 プロンプトを整理するコツは、「指示」「目的」「参照情報」「出力形式」の4つの基本要素を押さえること。知りたい情報や出力したい形式などを項目に分けて入力します。