欧州で躍動の21歳日本人MF、“4800万円”の買取OP金額に現地注目「クラブは決断を迫られる」
古川陽介はポーランド1部グルニク・ザブジェへ期限付き移籍中
ジュビロ磐田からポーランド1部グルニク・ザブジェへ期限付き移籍中のMF古川陽介は11月24日に行われた前節のピアスト・グリヴィツェ戦で移籍初ゴールをマークしたなか、現地メディアでは買取OPを行使した場合の移籍金に注目している。 【実際の映像】「なんてゴールだ!」グルニク古川陽介が欧州で喝采浴びた劇的ゴールを決めた瞬間 21歳の古川は、2021年度の高校サッカー選手権で静岡学園の8強入りに貢献。切れ味鋭いドリブル突破を武器に、その名を全国へ轟かせた。高校卒業後は磐田へ加入し、所属3季目の今夏にグルニク・ザブジェへの期限付き移籍を決断した。 10月20日に行われたリーグ戦第12節のスタル・ミェレツ戦でアシストを記録すると、前節には決勝点となる移籍後初ゴールをマークしていた。そんななか、ポーランドメディア「Transfery.Info」は「グルニク・ザブジェが古川陽介を買収するために支払わなければならない金額」と見出しを打ち、古川の移籍金を取り上げている。 「シーズン終了後、クラブはレンタル移籍中の古川陽介の獲得について決断を迫られることになり、買取額である30万ユーロ(約4800万円)を支払う意思があるかどうかにかかっている。チームは買取オプションを確保したため、シーズン後に完全に獲得できることができる。現時点では、クラブがそのような解決策を受け入れるかどうかを判断するのは難しい。次のラウンドに多くのことが左右される可能性があり、古川は自分に多額のお金を費やす価値があることを100%証明しなければならない」と、移籍金や現状買取OPを行使するかどうかは不透明であると報じている。
FOOTBALL ZONE編集部