「将来は日本代表の正守護神に」 米メディアが注目すべき逸材に鈴木彩艶を選出
192cmのサイズが魅力だ
欧州サッカーの24-25シーズンが開幕した。 今季注目すべきはやはり、各クラブが保有する有望な若手選手の活躍だろう。バルセロナはラミン・ヤマルを筆頭に良質な若手を輩出し続けており、さらなる逸材の登場に期待がかかる。 【動画】セリエA第1節パルマ対フィオレンティーナのハイライト 米『ESPN』はシーズンの開幕に合わせて、各リーグで注目すべき若手を紹介している。イタリア、セリエAからは1人が選出されており、それが今夏パルマへ移籍した鈴木彩艶だ。 国内では浦和レッズのアカデミーからトップチームへ昇格し、2023年にシント・トロイデンに移籍。同時期にプレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドからオファーがあったようだが、鈴木は出場機会を優先し、海外初挑戦の場をベルギーに選んだ。 そして、今夏セリエAの昇格組であるパルマへ移籍し、フィオレンティーナとのリーグ開幕戦では守護神として先発起用されている。 「鈴木は今、重要な時期を迎えており、順調にいけば将来は日本代表の正守護神になるだろう。パルマでのデビュー戦は、素晴らしいセーブを何度も披露していた。また、彼は非常に賢い。パルマに来て1週間も経っていないのに、イタリア語で入団会見を行ったんだ」 同メディアの鈴木への評価は高く、特に入団会見で披露したイタリア語について言及している。新チームに馴染むにはその土地の言語を扱うことが非常に重要で、そこに真摯に取り組む鈴木の努力に胸を打たれたのだろう。 ファビオ・ペッキア率いるパルマは、2節でミラン、3節ではナポリと強豪との連戦が控えている。多くのシュートを受けることが予想され、鈴木の活躍が重要になってくる。
構成/ザ・ワールド編集部