開幕2連勝のバルサ、フリック監督は「全員が期待に応えてくれた」…17歳の“新星”にも太鼓判
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、24日に行われたラ・リーガ第2節アスレティック・ビルバオ戦を振り返った。バルセロナのクラブ公式HPが試合後会見の様子を伝えている。 【ハイライト動画】バルサが開幕2連勝! 開幕戦のバレンシア戦を2-1で勝利したバルセロナは24日、ラ・リーガ第2節でアスレティック・ビルバオをホームに迎えた。試合は24分、ボックス手前中央でフリーキックのこぼれ球を拾ったスペイン代表FWラミン・ヤマルが左足で強烈なシュートを叩き込み、ホームチームが先手を取る。前半終了間際にはアスレティック・ビルバオがスペイン代表MFオイアン・サンセトのPKで試合を振り出しに戻したものの、75分にはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがバルセロナにとって待望の勝ち越しゴールをゲット。試合はこのまま2-1で終了し、バルセロナがラ・リーガ開幕2連勝を飾っていた。 試合後、フリック監督は「今のチームには素晴らしい雰囲気が流れている。選手たちの姿勢も素晴らしい。全員が私の期待に応えてくれている」とチームのここまでの取り組みを称賛。「我々は2連勝を飾り、2試合で勝ち点『6』を積み上げた。これこそがチームを加速させている要因で、リスクが高いような決して簡単ではないチャレンジも積極的にやってくれる。最終ラインを高く設定し、背後にスペースを作ることで、現在の完成度では何か起きてもおかしくはなかったが、選手たち皆が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と褒め称えた。 一方で、「もちろん、我々はここから向上し続けなければならない」とも発言。今後のさらなる改善も誓っている。 「次の試合ではもっと良くなるように常に努力する。これが我々の目標だ。これを繰り返すことで、チームは成長していく。まだ重要なピースが欠けているのは事実で、100%ではないが、状況は良くなっている」 また、この日が負傷からの復帰戦だったスペイン代表MFペドリについては「素晴らしい努力でケガから戻ってきてくれた。メディカルスタッフ陣にも感謝しなければならない」とした上で、「彼はバランスよく試合を進めるための仕事を果たしてくれたし、うまくボールを守りながら、我慢強く戦い、コンビネーションの面でも素晴らしさを見せた。彼がピッチに立っているの姿をみるのは喜ばしいことだね」と絶賛。ゴールを奪ったレヴァンドフスキ、開幕から2試合連続でスタメン出場を続けるU-17スペイン代表MFマルク・ベルナルに対しても、次のような言葉で賛辞を贈っている。 「レヴィ(レヴァンドフスキ)は常にゴール前で危険な存在だ。そこに年齢は関係ない。マルクはここまで、私が求めることはすべてやってくれている。この調子でいけば、今シーズンはトップチームで重要なポジションを得るだろう」 次節は27日に行われ、バルセロナは開幕3連勝を懸けてラージョ・バジェカーノの本拠地に乗り込む。
SOCCER KING