「マリーゴールド」ロッシー小川代表、“スーパールーキー”山岡聖怜「育成法」明言「叩きのめされた方がいい」…1・3大田区でMIRAIと「デビュー戦」
マリーゴールドのロッシー小川代表が12日までにスポーツ報知の取材に応じ、来年1・3大田区総合体育館でデビュー戦に挑む“スーパールーキー”山岡聖怜(やまおか・せり。18)の育成計画を披露した。 山岡は、2006年11月13日、福岡市出身の18歳。レスリングでは、2019年にジュニアクイーンズカップ(中学生)フリースタイルの39キロ級5位。同年、全国中学選抜選手権フリースタイル42キロ級5位。21年、全国中学選抜選手権フリースタイル54キロ級2位。22年、ジュニアクイーンズカップ(U17)フリースタイル49キロ級4位。同年、全日本ビーチレスリング(高校生)軽量級1位など高い実績を持つ。姉は元レスリング選手でグラビアアイドル(ミスヤングマガジン2021)の山岡雅弥。今年7月のマリーゴールド入門発表後にはインスタグラムでも積極的に写真を更新。デビューもしていないのに、インスタグラムでのフォロワーは3・7万人と注目度が上昇を続けている。 10日、都内での公開練習では、MIRAIにデビュー戦での対戦を直訴。さらにレインボーのコスチュームも披露するなど“スーパールーキー”は、そのベールを脱ぎ始めている。公開練習を見守った小川代表は「今、この世界の主流というと、元タレントとかそういう人が多いなかでようやく10代で本格的な将来性のある選手が入ってきたので期待できます。10代から始めて20代前半でトップに躍り出るのが女子プロレスラーとしては理想ですから」と期待した。 今年7月の入団発表から5か月で「技術はどんどん上がっている」と進化を称賛したが、1・3デビュー戦までの「ここからが勝負」とさらなる飛躍を要望した。その上で「デビュー戦が終わりじゃないんでそこからが始まりますから、あまり焦ることなくやった方がいい。その末が楽しみです」と見据えた。 育成法を尋ねると「プロレスは試練がないといけない」と断言し「強い相手とやって叩きのめされた方がいい。スーパールーキーだからといってプロレスの実績はありませんから、そこから這い上がった方がいい」と容赦ない試練を与えることを明言。本人が要望したとはいえ、いきなりデビュー戦で実績も実力もあるMIRAIとの対戦を認めたのは、その表れで小川氏は「誰よりも可能性はある」と評価するからこそ敢えて千尋の谷へたたき落とす。 そして2025年に旗揚げ2年目を迎えるマリーゴールドの将来を「(ビクトリア)弓月、MIRAI、山岡聖怜。この3人がリードしていくんじゃないかな」と見据えていた。
報知新聞社
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