朝日を浴びて輝くメタセコイア並木の赤いトンネル 滋賀・高島
10日の近畿地方は朝から厳しい冷え込みとなり、気象庁によると、大阪市内で最低気温4.9度を観測した。そんな寒さの中、滋賀県高島市マキノ町の「農業公園マキノピックランド」付近にある「メタセコイア並木」が真っ赤に色づき、見物人らの目を楽しませている。 【動画】赤く染まる滋賀のメタセコイア並木の赤いトンネル
このメタセコイア並木は、マキノピックランドを南北に貫く県道小荒路牧野沢線で約2.4キロにわたり約500本植えられている。この道はマキノ高原へ続いており、人気の景観スポットとなっている。 気象庁によると、滋賀県内では大津市で同日朝に最低気温1.7度を観測。高島市のメタセコイア並木周辺では、朝まで雨が降っていたが、日の出ごろには晴れ間が見え、多くの人がカメラを構えるなどしていた。
朝日を浴びるとみるみるうちにメタセコイア並木の赤が色味を増し、木々の影が道路に映り、路面がストライブ模様になる朝ならではの光景もみられた。 福井県から来たという60代男性は「天気予報に晴れマークがあったので来てみた。早い時間だから見える景色もいっぱいあるんでカメラ撮影が楽しい。今年はまだ葉が思ったより落ちていないので、まだ楽しめそうですね」などと話していた。