通天閣社長「通天閣は通天閣であり続けます」南海が通天閣を子会社化で会見
通天閣社長「通天閣は通天閣であり続けます」南海電鉄が通天閣を子会社化で会見
大阪・新世界の観光スポット「通天閣」(大阪市浪速区)を運営する通天閣観光と南海電鉄は4日午後、合同記者会見を開き、南海電鉄が通天閣観光の株式70.8%を取得し、子会社化すると発表した。 【動画】「通天閣は通天閣であり続けます」と力強く述べる通天閣の高井隆光社長(2024年12月4日)
会見では南海電鉄の大塚貴裕常務が今回の株式取得について説明。「新世界エリアや事業のさらなる発展を検討していた通天閣観光と話をする機会があり、エリアを第一に考えている両社が保有する様々なリソースを一体化することが双方にとって最善」と説明した。 また通天閣観光の高井隆光社長は「お互いの関係性の中で歩み寄り協議を重ね最終決断に至った」と語るとともに、今後の体制については「わたくし高井が引き続き決意を持ちまして通天閣の運営にかかわっていく」と力強く述べた。
報道陣からは「(今回の子会社化を受け)『通天閣』という名前は今度も変わらず『通天閣』なのか」という質問があった。 それに対し、通天閣観光の高井社長は「通天閣という名前に関しましても、通天閣は通天閣で今までもこれからも通天閣であり続けると思ってますし、そこは南海電鉄のみなさまも一緒に通天閣を盛り上げて通天閣を残していこうという同じ思い出のスピリッツで今回一緒に歩んでいくので、今までもこれからも通天閣は通天閣であり続けます」と述べた。