「びわ湖ブルー」で滋賀の知名度アップ、地域活性化を カレーやラーメン、新作続々
■京都、大阪へ
「2月に発売を予定しているのはスープが真っ青なラーメン。間違いなくおいしい」と自画自賛する。ラーメンは、これまで培った知識と経験を生かし、北海道の専門会社に依頼。さらに、3月にはクリームが真っ青なクリームパンも発売を予定しているという。
事業は今のところ順調だが、今後については順風満帆とまではいえない。
「いろいろな業者とも競合するので、びわ湖ブルーシリーズの商品はあまり広げすぎない。それより、滋賀はマーケットとして小さいので、次のステップを考えている。まずは、京都、大阪に販路を広げたい」
大阪府民には、≪(買わんと)琵琶湖の水止(と)めたろか≫とパッケージに印刷すれば、効果的かもしれないが、京都人には通用しないかも。
課題は山積しているが、滋賀にかかわる商品の開発が滋賀の知名度アップ、滋賀の活性化につながると確信している。取材をしていて、そのエネルギッシュな行動力に圧倒されっぱなしだった。(野瀬吉信)