サッカーU-23日本代表、U-23スペイン戦予想スタメン全選手紹介。強豪に挑むのは?【パリ五輪】
U-23日本代表は現地時間2日、パリ五輪(パリオリンピック)2024・男子サッカー競技の準々決勝で、U-23スペイン代表と対戦する。3年前の東京オリンピックのリベンジを果たすべく、グループリーグ3戦全勝のチームが最高の布陣でこの一戦に臨む。先発メンバーを予想する。 【画像】U-23日本代表、U-23スペイン戦の予想フォーメーションはこちら
GK:小久保玲央ブライアン 生年月日:2001年1月23日(23歳) 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:16試合19失点(ベンフィカB) AFC U-23アジアカップカタール2024に引き続き、U-23日本代表の最後の砦としてゴールを守り続ける小久保玲央ブライアン。今大会ここまで無失点なのは日本とU-23フランス代表のみだが、小久保のパフォーマンスはその結果に大きく影響している。 1日現在、データサイト『FotMob』の小久保に対する「7.70」という評価は、このチームにおいて最も高い数字である。7月30日に行われたU-23イスラエル代表戦では、相手の枠内シュート5本をすべて凌ぎ切った。 今回対戦するU-23スペイン代表は、ここまで日本が戦ってきた相手の中では最強と言って差し支えないだろう。グループリーグ最終節U-23エジプト代表戦でターンオーバーを実施した優勝候補は、MFのフェルミン・ロペスやアレックス・バエナらをフレッシュな状態で起用してくるはずだ。相手のアタッカー陣の実力を考えると、日本の守護神が勝負を分ける存在になるかもしれない。
DF:高井幸大 生年月日:2004年9月4日(19歳) 所属クラブ:川崎フロンターレ 2024リーグ戦成績:14試合1得点 U-23日本代表のこれまでの戦いにおいて、チームを率いる大岩剛監督が最も称えられるべきことのひとつは、ディフェンスラインを入れ替えながら勝利している点だろう。全3試合で1試合も休みがなかったバックラインの選手がひとりもいない。 チーム最年少のCB高井幸大も、7月30日のU-23イスラエル代表戦をフルで休めた。高井はここまで、守備範囲の広さと読みの鋭さでチームに貢献している。データサイト『FotMob』によると、同選手の「90分あたりのインターセプト数」はチーム内トップの値を誇る。 U-23スペイン代表は、ここまでの3試合すべてでボールポゼッション率において相手を上回っている。UEFAユーロ2024(EURO2024)のフル代表ほど両ウイングに破壊力はないが、その分中盤のパス回しに厚みがある。高井の読みは、そういった相手の特徴を防ぐという意味で、大いにチームを助けるだろう。