サッカーU-23日本代表、U-23スペイン戦予想スタメン全選手紹介。強豪に挑むのは?【パリ五輪】
MF:山本理仁 生年月日:2001年12月12日(22歳) 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:33試合0得点 ここまでの3試合すべてにスタメン起用されているのは、GKの小久保玲央ブライアンとMFの山本理仁だけだ。替えのきかないゲームメイカーとしてU-23日本代表の中盤に君臨する7番は、ここまで2得点の活躍を見せている。 山本には左足から繰り出されるチャンスメイクが期待されていたが、それに加えて今大会では得点能力にまで磨きがかかっている。パリ五輪を除き、山本がこのチームでゴールを記録したのは、2022年3月に行われたU-23カタール代表との国際親善試合までさかのぼる。シュートでも相手の注意を引けるようになったのは、日本にとって大きなアドバンテージだ。 大会屈指のタレントを揃えるU-23スペイン代表を相手にこれまでと同程度の活躍ができれば、山本個人にとっても大きなプラスになるだろう。
MF:三戸舜介 生年月日:2002年9月28日(21歳) 所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム(オランダ) 23/24リーグ戦成績:19試合2得点 7月24日に行われたU-23パラグアイ代表戦で、ハットトリックまであと一歩だった三戸舜介。U-23日本代表ではインサイドハーフとして起用されることもあるアタッカーは、攻撃面で違いを作っている。 パラグアイ戦以降は途中出場が続いているが、三戸はU-23スペイン代表戦ではスタメンに起用される見込みだ。同選手の切り替え時における強さは、ショートカウンターをチーム戦術とする日本にとって貴重な武器だ。ポゼッション主体のスペインが相手ならばなおさらである。 データサイト『FotMob』によると、30日に行われたU-23イスラエル代表戦で、三戸は途中出場ながらデュエル勝利数「4」。勝率にして驚異の「100%」だ。すなわち先の試合で、このアタッカーは中盤の競り合いで一度も負けていない。