サッカーU-23日本代表、U-23スペイン戦予想スタメン全選手紹介。強豪に挑むのは?【パリ五輪】
DF:木村誠二 生年月日:2001年8月24日(22歳) 所属クラブ:サガン鳥栖 2024リーグ戦成績:13試合0得点 7月30日のU-23イスラエル代表戦はCBとしてフル出場を果たしたが、27日のU-23マリ代表戦ではベンチで勝敗の行方を見守った。空中戦とパスの配球に強みを見せる日本のCBは、今回の大一番でスタメンとして起用されるだろう。 U-23スペイン代表のCFには、オーバーエイジとして招集されたアベル・ルイスが入ると見られる。180cmとCFとしては特別サイズがある方ではないが、ボックスの外でも仕事ができる器用さを備えた選手だ。木村と高井は役割分担や意思疎通にも進歩が見られ、AFC U-23アジアカップカタール2024を経て、名コンビになりつつある。流動的なスペインの攻撃にも対処できるはずだ。 大幅なターンオーバーを行ったとはいえ、スペインは30日のU-23エジプト代表戦でカウンターから何度もチャンスを作られていた。そういったシーンは以前の2試合でも散見されており、木村のパスや空中戦の強さが日本の攻撃の起点になることも十分にあり得るだろう。
SB:関根大輝 生年月日:2002年8月11日(21歳) 所属クラブ:柏レイソル 2024リーグ戦成績:19試合0得点 得点に直接関与する場面はまだないが、右サイドバックの関根大輝はU-23日本代表にとってあらゆる点で重要な存在である。味方がボールを保持しているときはポジション取りで気を利かせ、自らボールを持ち運ぶこともできる。非保持のときは高いインテンシティで相手の攻撃の芽を摘み、攻守において出色の活躍を見せている。 データサイト『Sofascore』によれば、関根は「1試合あたりのドリブル成功数」でチーム内2位、「1試合あたりのクリア数」でも2位、そしてサイドバックながら空中戦勝率「83%」の値を叩いている。 U-23スペイン代表はこれまでの3試合同様、流動的にゲームを進めるだろう。ウイングに入ると見られるセルヒオ・ゴメスと アイマール・オロスは、ゲーム中にポジションを変えながらゴールに迫ってくる。そういった状況においても、関根の総合力の高さはチームの助けになるはずだ。