「26年ぶり」「バケツで1万匹を…」愛知県産の稚魚を東京湾に放流「今年7月に続き2度目」
東京湾遊漁船業協同組合が11月26日、日本釣振興会東京支部との共催でヒラメの稚魚1万匹を羽田沖及び若洲沖に放流。およそ8cm前後の個体が中心で、2~3年後に成魚となる見込みだという。 【写真】羽田・若洲沖に放流したヒラメの稚魚
26年ぶりに行われた今年の放流
東亜建設工業㈱東京港工事事務所の協力の元、11月26日に東京湾遊漁船業協同組合と日本釣振興会東京支部との共催でヒラメの稚魚1万匹を羽田沖及び若洲沖に放流した。 東京湾遊漁船業協同組合による放流は平和島の「まる八桟橋」を利用することが多かったが、この度他地域での実施を模索し、江東区にある東亜建設工業㈱東京港工事事務所の自社桟橋「砂町桟橋」の利用が実現。 「今回は試験的に実施させていただきました。東京湾遊漁船業協同組合の放流事業のご苦労も知りましたが、今後、平和島の放流で実施されているように、この江東区でも地元の小・中学生に、こうした海と触れ合う、魚と触れ合う貴重な体験をすることができればすばらしいことだ、と思っています」 と、今回の放流事業に尽力した東京都議会議員の白戸太朗氏は話す。 ヒラメの放流は本年の7月に26年ぶりに行われた際の放流に続き2度目。 愛知県産の平均8cm前後のヒラメ稚魚は2~3年後に成魚となり、釣り人を楽しませてくれるという。