「毛玉が付いてる服着るオジサンは昭和の小学生?」だって。ニットウェアでありがちトラブルはどう解決する?
ニット素材、正しく扱えてますか?
皆さんご存じの「ニット」は、秋冬の服に使われる定番素材です。 今はまだ出番がありませんが、もう少し寒くなると、セーターやニットカーディガンなど、ニット素材のアイテムの出番が増えていくかと思います。 「スーツも私服も、この色が最強でした!」だって? 絶対オシャレになれる。イケオジが十八番にしてる「秋色コーデ」はこれでした ですがこのような服、特に縫い目が大きいものは、毛玉や毛羽立ちなどの問題が起きがちで、きれいな状態を維持するのはなかなか難しいですよね。 そこで今回は、ニット素材のアイテムにありがちな「扱い方ミス」を三つ取り上げ、その解決方法を伝授します!
毛玉を処理していない
毛玉の多さはだらしなさの表れです
腕を振ったときの摩擦、外套との摩擦などで発生しやすい毛玉。せっかくお気に入りの服を買っても、毛玉が目立つとだらしなく見えてしまいます。 毛玉取りを使って定期的に毛玉除去を行うのが鉄則。毛玉を取り除く際は、表面の糸まで一緒に削り取らないようにしましょう。 また、高スパンで同じアイテムを身に着けている方は注意。着る回数が増えればその分毛玉ができるのも早くなるので、何着かのローテーションにして、同じ服を高頻度で着用しないようにすると良いです。
普通の服と同じように洗濯
デリケートな衣類は洗い方に注意!
着るたびに洗濯をしてしまっていた方は注意。縮みが早まってしまうので、毎回洗濯をする必要はありません。ただ、ニオイケアなどはしっかりと行うようにしましょう。 もし洗濯をする際は、タグをよく確認して適切な方法で洗うこと、洗濯機を使う場合は、洗濯ニットに入れたり、モードを変更したりするなど、生地へのダメージを最小限に抑えるようにするのも大切です。
糸がほつれてしまった
大事にしていた服が意図せず……!
意図せず何かに引っかけてしまい輪っかのようなほつれができてしまうのは、経験したことのある人も多いと思いますが、このほつれ、切ってはいけません。 ニットやセーターは、一本の糸で編まれているので、ほつれた場合、ほつれた部分の前後左右の生地を伸ばして編みを詰めることで元に戻ってくれます。 ただ、編まれ方によってはそれでは直せないほつれもあるので、直したい場合は補修に出すことをおすすめします。 いかがでしたか。 今回は、ニット素材の服にありがちなミスを三つ取り上げ、解決策と改善策を解説しました。知らなかった方、間違った扱い方をしていた方は、ぜひ参考にしてみてください。 Text:FORZA STYLE PHOTO:GettyImages