子どもが勉強好きになる! 学習を習慣化させるために重要な「親の行動」とは?
親が数字が苦手でも、子どもを算数好きに育てられる!
自分が数学をはじめとした勉強が苦手だし、教える時間もないからと、ついつい子どもの勉強が先生や塾任せになってしまっていませんか? そんなあなたに、書籍『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』をオススメします。 数学が苦手な人でも、難しいことをせずとも、子どもを算数好きに育てる事は可能なんです! タブレットを利用した小学生の算数学習教材で、全国模試1位の子どもを多数輩出している「RISU」による30億件の学習データに裏づかれた「算数(勉強)が伸びる子」の育て方。 夜に勉強をさせるのはNG!「勉強好きな子ども」に育てるたった1つの方法 今回はその中から、「Q 算数の安定した学習習慣をつけさせるなら」というトピックスをご紹介。学習を習慣化させるためには、親の行動がとっても重要なんだそうです!
Q 算数の安定した学習習慣をつけさせるなら
A.2日に1回のペースで1か月間やるまで見守る B.1日1回のペースで2週間やるまで見守る どっち? Answer A.2日に1回のペースで1か月間やるまで見守る
1か月間に 15 日以上の学習で習慣定着率は 20 %アップ
「放っておいても子どもが勉強するようになるには、いったいどのくらい勉強させたらいいですか?」 そんなことをお尋ねになる親御さんが多くいらっしゃいます。 ご自身が子どもだったころを思い出してほしいのですが、そもそも世の中には、ほったらかしにして勉強するような子どもというのがあまりいません。自分の子どもにだけそんなことを期待するのは根本的に間違っていると、まずははっきりと申し上げておきます。 ただし、親がつきっきりではなく、ある程度のフォローアップをするだけでいいくらいに学習習慣が定着するまで、どのくらい学習を継続すべきかというのは統計的にわかっています。 RISUがもつ学習ビッグデータを分析した結果、1か月に約15日の学習で、その後の学習習慣の定着率は約20%向上するということが判明しました。「まずは2週間頑張りなさい」というようなことがよく言われますが、私たちのもつデータによれば2週間では足りません。1か月に約15日、つまり2日に1回のペースで1か月間学習を続ければ、習慣になる率が2割増しになるということです。 逆に言えば、1か月やっても2割しか上がりません。ここで親が放置してしまうと、たちまち習慣が崩れる子どもがたくさんいます。特に長期休みが危険です。よくあるのは、「夏休みに入ってお盆に帰省し、その間ずっと放っておいたら、帰ってきてから何もしなくなりました」というパターンです。 そういうときこそ親の出番です。もっと言えば、そもそも1か月続けたからといって、そこで安心しきって放置するのはもってのほか。親から子への定期的な声がけやサポートは必ず続ける必要があります。