カラオケで「紅白歌合戦で出た曲を入れる」人は信用できる……その本当の理由
仕事ができるかどうかは、会食・食事会の「仕切り力」でわかる―― 面倒な雑務の代名詞「幹事」「食事会設定」は、社会人として逃れられない悩みの一つだ。「たかが会食」と捉えて適当にこなすと、クライアント・上司からの評価が大きく下がりかねない。 しかしこの一見、何の役にも立たなさそうな“貧乏くじ”に、実は「千載一遇のチャンス」が隠されていることを、見逃してはいないだろうか? 『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』では、“広告代理店卒・アルコールに弱い(1,2杯が限界)・非体育会系の著者”が、最大28会食/月を乗り越えて身につけた「実務に即したメソッド」を紹介している。 会食・社内飲み会・送別会・歓迎会など、古今東西すべての食事会で今日から使える本書。 今回は特別に、「忘年会で失敗しないための方法」について紹介しよう――。 ● カラオケの選曲は難しい 皆さんは職場や友人とのカラオケで、いつもどのような曲を入れているだろうか。 おそらく、自分の好きな歌手や曲だけではなく、周りの人が知っている曲だったり、みんなが知っていて盛り上がれる曲をできるだけ入れようと考えているのではないだろうか。 筆者は広告代理店時代にそういったビジネスカラオケを数多く経験してきた。そんな中でも曲選びというのは、いまだに難しいものである。今回はこの曲選びについて考えていきたい。 ● 上司が「若い人の曲を知りたい」 まず、前提としてあるのは、上司と自分とでは世代が違うし、逆に上司目線から見ても、部下と自分とでは世代が違うため、好きな音楽やジャンルの好みが異なるということである。 この点からして、かなり難しいゲームのように思えるが、唯一の解決策がある。それが「紅白歌合戦に出ている歌手や曲を歌う」である。 紅白歌合戦は、今でも世代を問わず幅広い層に見られる番組である。紅白に出ている曲であれば、このジェネレーションギャップを解消し、「それ、聞いたことある」と周囲から反応されることが多い。 ただし、紅白歌合戦に出ていたとしても、その歌手のマイナーな曲を選ぶのは避けたい。 例えば、Vaundyなら「踊り子」や「怪獣の花唄」まで。他のマイナーな曲を入れるべきではない。同様に、THE ALFEEなら「星空のディスタンス」までに収めたいところである。 (本記事は、『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』の一部を抜粋・編集・加筆したものです)
yuuu(ユウ)