【2024最新トレンド】フィットネス業界を騒がせている注目の運動5選
そろそろワークアウトのメニューを入れ替えたい? このトレンドリストに目を通せば、いいアイディアがどんどん湧くはず。今年のフィットネス業界はテクノロジーの進化と共に成長と拡大を続けている。定番のワークアウトに対する新しいアプローチも目白押し。2024年中盤以降は、そうしたワークアウトに対する自分の体の反応をより深く理解する時間にもなるだろう。 【写真】夏までに痩せるには? 短期集中ダイエットのコツ グーグルの検索データや独立機関によるアンケート結果をもとに、英国のジムPureGymが作成したフィットネスレポートによると、ダイエット&フィットネスの世界的一大ブームは一向に冷める気配がない。2024年のトレンドには、自然に還る“ターザン運動”や間食感覚で短時間のエクササイズをする“エクササイズ・スナッキング”などがあり、広く知られる高強度インターバルトレーニング(HIIT)の検索件数は今年に入ってから83%増加した。 逆に、TikTokで話題となったウエイト付きフラフープは人気が低下。アイヨガやフェイシャル・エクササイズといった風変わりなトレンドも衰退傾向にある。 でも、このレポートの中でなによりも顕著なのは、多くの人が健康の重要性をこれまで以上に認識し、健やかな心身を保つための目標を決めて頑張っているということ。そして、このトレンドリストを見る限り、身近な運動を日常生活に組み込んで、持続可能な習慣にする方法は無限にありそう。オーストラリア版ウィメンズへルスから詳しくみていこう。
ホルモン重視のワークアウト
真新しいトレンドではないけれど見事に返り咲きを果たしたのがホルモン重視のワークアウト。具体的には、体内におけるホルモンの産生とバランスを最適化する目的でデザインされたエクササイズのことである。ご存じの通りホルモンは、さまざまな生理学的プロセスにおいて重要な役割を果たしており、代謝や筋肉の成長、全体的な健康状態にも関係している。よって、ワークアウトの内容を調節し、ホルモンレベルにいい影響が出るようにすれば、運動パフォーマンスと健康全般にもいい影響が出るという考え方だ。 ホルモン重視のワークアウトに有酸素運動は含まれておらず、休憩もない。しかも、スピード重視なので早ければ15分で終わってしまう。そんなに短くて大丈夫?と思うかもしれないけれど、高強度のエクササイズなら、少しでも筋肉を疲れさせ、ヒト成長ホルモンを分泌させることができる。