多言語対応の自動応答型AIガイドをMeta OsakaとMawariが共同開発、2025年春以降提供へ
株式会社Meta Osakaと株式会社Mawariは12月13日、デジタルヒューマンによる多言語対応のリアルタイム自動応答型AIガイドの開発を進めていることを発表。2025年春以降、このAIガイドサービスを交通機関、商業施設、観光スポット向けに展開していくという。 【もっと写真を見る】
株式会社Meta Osakaと株式会社Mawariは12月13日、Mawariが提供する高解像度3Dコンテンツのストリーミング技術と分散型インフラ「Mawari Network」を活用して、デジタルヒューマンによる多言語対応のリアルタイム自動応答型AIガイドの開発を進めていることを発表。2025年春以降、このAIガイドサービスを交通機関、商業施設、観光スポット向けに展開していくという。 2025年春には、Meta Osakaが運営する南海なんば駅直結の商業施設「なんばパークス」内「eスタジアムなんば本店」の「メタバースサロン」において、このAIガイドを体験できるデモンストレーションコーナーを設置予定。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では、Meta Osakaが主催・運営するイベントでの実演を予定しているという。 「Mawari Network」は、空間コンピューティングを支える分散型インフラ「DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)」を基盤に構築され、Guardianノードと呼ばれるノードの運用により維持・拡張される。今回のAIガイドは「Mawari Network」をベースにAI技術を融合することで、高解像度なデジタルヒューマンによる多言語かつリアルタイムな自動応答機能を提供する。大阪・関西万博の開催でさらなるインバウンドが見込まれる関西地方を中心に、国内外に向けて観光案内や施設案内といった用途に導入していく計画だという。 文● ASCII