【宝塚記念・厩舎直送】2度目のGⅠ挑戦!ブローザホーン得意の京都で侮れない 「これで雨が降ってくれれば」
[GⅠ宝塚記念=2024年6月23日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外2200メートル] ブローザホーン(牡5・吉岡)は今年1月のGⅡ日経新春杯で初重賞制覇。前走のGⅠ天皇賞・春でも2着に駆けているように、京都コースとの相性の良さが目を引く。今回の顔ぶれに交じっても、最後の末脚は侮れないものがある。 「(調整での動きに)まとまりが出てきて、従順になってきていますね。今の感じなら(ゲートから)出して行っても折り合っていけると思いますね。精神面も安定していますので」 田嶋助手が好感触を告げる。実質の最終追いを15日に消化。今週の追い切りは〝味付け〟程度で十分なほどに仕上がっている。〝春天〟2着馬が同年の宝塚記念を勝てば、2001年メイショウドトウ以来の記録(1984年のグレード制導入後)となる。 「京都は得意だろうし、これで雨が降ってくれれば。タフな馬場コンディションは苦にしないし、その分、周りの馬が(余分に)脚を使うと思いますから」と同助手は瞳を輝かせた。
東スポ競馬編集部