j5create、CES 2025でAI会議システムやThunderbolt 5対応ドッキングステーションなどを出展
j5createは、米国 ラスベガスで現地時間7日から開催されているテクノロジーの見本市「CES 2025」に出展し、同社の最新技術を展示している。あわせて、ビデオ会議や急速充電などの新製品も発表された。いずれも、日本国内での発売時期は未定。 【画像】JVU468 4K 360° AIビデオ会議カメラ ■ 360°カバーするAIビデオ会議システムなど 「JVU468 4K 360° AIビデオ会議カメラ」は、会議室全体をカバーするビデオ会議向けのカメラで、AIが会議参加者や形式に応じて最適な画面モードを自動選択する。 また、ノイズキャンセリング機能と高音質スピーカーを備え、相手にクリアな音声を届ける。 「JVU480 4K AIコンファレンスビデオバー」は、120°の広角レンズを備えたカメラで、AIが参加者を検出し画面レイアウトを最適化する。 録音機能を備えたスピーカーフォン「JSS830 SpeechTrack – AI録音スピーカー」では、AIを活用し録音データから逐語録と要約、多言語翻訳をリアルタイムに生成する。スピーカーフォンとしてもAI処理を取り入れた高音質な音声を再現し、会議の記録やインタビューなどさまざまなシーンで活躍できる。 ■ Thunderbolt 5対応のドッキングステーション 「JTD5172 Thunderbolt 5 Docking Station」は、最大8Kでのデュアルディスプレイ出力をサポート。PCIe NVMe SSD拡張機能で高速通信が期待できるほか、Thunderbolt Share機能で2台のパソコンを効率よく使用できるなど、プロフェッショナル向け機能を搭載する。 「JCDW640 クロスリンクステーション」では、WindowsとiPhone/iPad、Androidなど異なるOS間の高速ファイル転送をサポート。タブレットをサブモニターとして使用できる機能や、Qi2対応充電パッド(最大15W給電)などを備えている。また、1組のキーボードとマウスを異なるOS同士のデバイス間でシームレスに切り替えられる機能を搭載する。 このほか、ライブ配信向けにスマートフォンを固定するホルダーや複数のカメラ視点を自動で切り替えたり内蔵エフェクトを備えたスイッチングデバイスなど、動画クリエイター向けの製品もラインアップする。
ケータイ Watch,竹野 弘祐