ビットコイン上昇は終わり? 反落でも強気を保つべき理由
典型的な強気市場の引き戻し
ビットコインは3月に記録した史上最高値から16%下落しており、現在の下落は過去の強気相場の典型的な下落と一致している。 2016年から2017年、2020年から2021年の強気サイクルでは、高値を更新する前に20%から30%の引き戻しが複数回あった。「強気市場において、このような反落がいかに正常であるかを理解している人はほとんどいない」と暗号資産アナリストのOn-Chain CollegeはXの投稿で述べている。 If we compare the #Bitcoin ATH break in prior cycles, it could be argued that current Euphoria phase (market in price discovery) is still relatively young. Previous Euphoria phases have seen numerous price drawdowns exceeding -10%, with the majority being much deeper, with 25%+… pic.twitter.com/gxGYfOnLBR ― glassnode (@glassnode) 2024年4月12日 以前のサイクルにおけるビットコインのATH(史上最高値)更新と比較すると、現在のユーフォリア期(価格発見相場)はまだ比較的若いとも言える。過去のユーフォリア局面では、10%を超える価格下落が何度も見られ、その大半はもっと深く、25%以上は当たり前だった。現在の市場では、ATHを更新して以来、10%以上の修正が2回あったに過ぎない... ヘッジファンドのQCPキャピタル(QCP Capital)は16日、現在は神経質になっているにもかかわらず、2025年3月までの長期期限付きビットコインおよびイーサリアムのコールに対して一貫した大きな需要が引き続きあると述べ、市場参加者がまだ価格の上昇を期待していることを示していると指摘した。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:Lieve Ransijn/ Unsplash|原文:Is the Bitcoin Rally Over? Reasons to Stay Bullish on BTC Despite Correction
CoinDesk Japan 編集部