200日後の大会までに20kg減量、体脂肪率5%へ!?一流マッチョへの体づくりを伝授
chapter03 半年後のフィジーク大会に向けた食事とは
運動と同じくらい大切なのが、食事の管理です。 須貝さんに現在の食生活について聞いてみました。 編集部: 現在はどんな食事をしていますか? 須貝さん: 食事は一般人の2倍を常に意識していますね。朝は弱いので、時短のためにプロテイン1杯です。多忙な社会人にとってプロテインは手軽に栄養を摂取できるので重宝しています。お昼は必ず弁当2つです。筋トレのためにも、とにかく食べまくることが重要!同じ理由で間食も忘れません。職場には常にお土産のお菓子が置いてあるので、甘いものが苦手な人の分も率先して食べています。残っているのは買ってきた人へのマナーとしても良くないですよね。夕食ももちろん2人前です。特に中華料理はカロリー高くてタンパク質も豊富なので、トレーニングで深夜になってもしっかり食べるようにしています。 では、実際の食事を見てみましょう。 ■須貝さんの食事内容 朝: プロテイン 昼: 鮭弁当、焼鳥丼 間食: お菓子 夕食: 天津丼、しょうゆラーメン 編集部: それぞれの食事についてコメントをお願いします。 河原さん: 朝はたんぱく質源となるプロテインだけでなく、バナナなど咀嚼できるものも食べましょう。おにぎりやパンなど炭水化物だけの食事ではなく、たんぱく質や食物繊維などが摂れるものを選べば、お昼ごはんの食べ過ぎを予防できます。例えば、もち麦ご飯と具沢山スープ、味噌汁などです。お昼にお弁当を2つ食べていますが、お弁当は1つにして汁物をプラスするなどで満足度をアップさせましょう。1日に摂取するエネルギーの大半を昼と夜で摂っています。できれば、朝:昼:夜=3:4:3のように満遍なく摂るようにして、できれば夜のエネルギー量を徐々に減らしていけたらいいですね。 編集部: 健康的に体を絞るのに最適な食生活について教えてください。 河原さん: 主食で炭水化物、主菜でたんぱく質、副菜でビタミン・ミネラル・食物繊維をしっかり摂れるような食事パターンを自分用に作るといいかもしれません。例えば、主食は玄米や蕎麦、オートミール、全粒粉パンのようなもの、主菜は鶏肉、青魚を中心としたおかず、副菜はよく食べる野菜の小鉢をローテーションするなど。丼の単品やお弁当2つなどの食事は避け、食事が物足りないと感じたら食物繊維多めの間食を選んでみましょう。 編集部: トレーニング中の体にオススメの栄養素などはありますか?サプリメントでの摂取はありでしょうか? 河原さん: サプリメント摂取は、ありです!むしろ、食事量を制限すると必然的に不足する栄養素が出てきてしまうので、サプリで積極的に補いましょう。代謝のための栄養素であるビタミンB群や抗酸化作用のあるビタミンC、あとは、たんぱく質をたくさん摂ると腸内環境が乱れやくなるので、腸を整えるサプリメントなどがおすすめです。