200日後の大会までに20kg減量、体脂肪率5%へ!?一流マッチョへの体づくりを伝授
200日後の大会までに20kg減量、体脂肪率5%へ!?一流マッチョへの体づくりを伝授
健康への取り組みとして都内のパーソナルジム「T-Fitness」とコラボ企画を始めました。今回は「本物のマッチョを目指したい 」という須貝さん(28歳)に取材させていただきました。 ※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2024年2月取材。
chapter01 須貝さんへインタビュー
編集部: 今回の企画出演を決めた理由を教えてください。 須貝さん: 以前から漠然とかっこいい体になりたいと思っていました。もともと筋トレは好きで色々やっていましたが、ダイエットには苦手意識がありました。食事や栄養についてもきちんと勉強したことはなく、大会の話を聞いても「自分はいいや」と思っていました。しかし、今回このような企画があると聞き、いい機会だと思って挑戦することにしました。体を変えるだけでなく、意識も変えたいと思いました。 編集部: 現在の体重や体脂肪率を教えてください。 須貝さん: 体重は89.9kg、体脂肪率は25.9%です。身長は173cmなので、BMIは30になりますね。 編集部: 現在はどんな筋トレをしていますか? 須貝さん: 自己流ですが、筋肉を大きくするようなトレーニングをしています。上半身を中心に全身法といって、全身の筋肉を1日でトレーニングする方法を行なっています。頻度は週に5~6回ですね。 編集部: 半年後、どんな体になりたいですか。大会への意気込みもお願いします! 須貝さん: 憧れはジェイソン・ステイサムです!トランスポーターやワイルド・スピードシリーズに出ていた俳優で元・飛び込み選手と言えばわかる人も多いかもしれません。大会は、出るからには優勝を狙いたいですね。 柔道部だった高校時代からトレーニングは10年くらい続けていますが、プロにきちんと教わったことはないので、トレーナーの笹森さんにすべてを委ねるつもりで挑みます!
chapter02 本物のマッチョになる目標設定。体づくりのコツを聞く
これから大会に向けてお世話になるトレーナーの笹森さんにもお話を伺いました。 編集部: 須貝さんが出場する大会を教えてください。 笹森さん: 9月21日(土)に開催される「マッスルゲート千葉大会」に出場していただきます! 編集部: 大会に出るのに必要なことは何でしょうか? 笹森さん: 一番は、絞りです。どこまで絞れるかがカギになりますね。フィジーク(※)というのは筋肉が大きいだけでは評価されず、いかに綺麗な逆三角形になっているかを審査でみられます。場合によっては、筋肉の細い人でも絞りや全体のプロポーションが良いと、筋肉が大きい人にも勝ってしまうこともあるので、どこまで絞れるかが課題だと思います。 ※フィジーク:筋肉量だけでなく、見た目のカッコ良さも含めて競う競技 編集部: 現実的に、約半年間で体づくりはできるのでしょうか? 笹森さん: 今の須貝さんでしたら出来ると思います。現時点で筋肉量はあると思うので、十分に賞を狙えると思いますよ。これから体を絞っていきますが、絞ると筋肉も減ることが多いため、いかに筋肉を残して脂肪を減らすかがポイントです。 編集部: 大会までにどんな体を作っていきますか? 笹森さん: 体重を70kgまで落とせたらかなり良いと思います。経過をみて筋肉が減るようであればまた考えましょう。体脂肪率は、5%くらいになれば最高ですね。 編集部: 今後はどんなトレーニングが必要でしょうか?これから約半年間のプランがあれば教えてください。 笹森さん: T-Fitnessには週3回通ってもらいます。最初の1ヵ月は筋肥大のために、カロリーをしっかり摂りつつトレーニングしていきます。絞りの期間に入ると筋肉を大きくする機会がないので、ここで筋肉を大きくすることが大事です。トレーニングは今までは全身法とのことでしたが、これからは部位別に、それぞれの負荷を増やして行います。ダイエットのためには下半身の筋肉も必要ですが、実は大会では脚の筋肉はそこまで必要とされていないので、しばらくの間は下半身トレーニングを10日に1回まで減らします。2ヵ月目からは本格的にローファットダイエットを行う予定です。ダイエットが滞るようであれば、カーボサイクル(※)など厳しめの食事指導を行うかもしれません。 ※カーボサイクル:高糖質の日と低糖質の日を交互に繰り返すダイエット法 編集部: 須貝さんがモチベーションを維持するコツなどはありますか? 笹森さん: 毎朝の体重測定など何かしらのルーティンを作ってほしいですね。体重が減れば良いというわけではなく、何か明確に数値化される基準があるとゲーム感覚でモチベーションを維持しやすいんです。もうひとつはどれだけナルシストになれるかですかね。一見、変な意味にも感じとられやすいのですが、この競技を行う上では、とても重要です。筋肉の仕上がり具合を自分で見て「かっこいな」と思ったり、「もっとこうしたらかっこいいな」というような感覚で自分に自信を持たないと続けられないと思います。また、SNSで発信することも一つの方法として良いですね。発信することで応援してもらえますし、周りに宣言すると「やらなきゃ」と思うようになるはずです。