小池都知事が記者会見7月17日(全文1)新規陽性者は過去最多の293名に
「みい電」第2回キャンペーン参加登録をスタート
それからコロナがからいったん離れまして、次のあと2点ありますけれども、こちらは再エネ関係であります。太陽光や風力などの自然の電気の利用を推進する「みんなでいっしょに自然の電気」、略しましてこれは「みい電」といっているんですが、その第2回のキャンペーンの参加登録をスタートしますよというお知らせであります。 東京都は、ゼロエミッション東京の実現に向けた取り組みとして、都内の再生可能エネルギーによります電力利用割合、これを2030年までに30%程度に高めようという高い目標を持っております。この「みい電」ですけれども、キャンペーンは自然の電気を利用したご家庭、それから商店街を募りまして、オークションで最も安く自然の電気を販売する電力会社を選定しまして、お得な電気代で利用できるようにするというものであります。去年の12月から今年の3月にかけまして、国内で初めてのモデル事業を行いました。第1回キャンペーンです。その際にもう意識高い系の約940世帯の皆さんが自然の電気に切り替えていただいております。登録世帯の平均的な電力契約で試算いたしますと、年間で約8000円の電気代の節約にもつながるというメリットもあります。 第2回のキャンペーンですけれども、第1回の利用者の方々からいろいろなご要望もいただいております。そこを踏まえて、自然の電気の割合が30%のものであったんですが、これを100%のメニューも用意をいたしました。今回は神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市、これらの県と市の皆さんと連携してのキャンペーンといたします。東京都だけでなく首都圏の自治体と連携をすることで、家庭などにおける再生可能エネルギー利用のムーブメントをさらに拡大することができると期待をいたしております。
7月31日~9月30日まで専用ウェブサイトで受付
参加登録ですけれども、7月の31日から9月の30日までで専用ウェブサイトにて受け付けをいたします。こちらのほうもウィズコロナの時代において、テレワークなどで家庭でお過ごしになる時間が増えている今こそ多くの皆さんに参加していただきたい。先ほどの水道もそうです。やはりステイホームから水道のご自宅での利用っていうのが増えていると聞いております。電気もそうであります。だからこそ、このようにより自然な電気、「みい電」で皆さんの環境に対しての意識と、それから現実的に実践することで電気代が安くなると。そして地球温暖化、気候変動に対してのご貢献もいただくという、そういうテーマでお伝えをいたしました。 それから、3番目のテーマでありますけれども、お知らせでございます。デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出すスマート東京の実現に向けて、先行実施エリアプロジェクトを3件選定したというお知らせであります。都におきましてはさまざまなデータを連携した新たなサービスを提供することで、都民の皆さんのクオリティー・オブ・ライフを、この向上を目指すと。生活の質向上ということであります。今回の事業ですが、都市OSと呼ばれております人流、それから交通などのさまざまなデータ、これを蓄積、活用する基盤を構築しまして、健康促進の支援であるとか防災対策などの幅広い分野で新たなサービスを展開するエリアを支援するというものです。 1つ目のエリアが大丸有です。大丸有というのは大手町、丸の内、有楽町。この大手町・丸の内・有楽町スマートシティプロジェクトが1つ目。それから2つ目が竹芝エリアであります。Smart City Takeshibaであります。3つ目が豊洲エリアでありまして、豊洲スマートシティでございます。今回設定したこれら3つのエリアですが、データや先端技術が集積しているエリアであって、例えば人流、そして混雑度を含むリアルタイムデータを活用する。それによって密を避けたサービスの提供も可能となるというわけであります。 このような混雑の回避、それから防災力の強化などの地域の課題を解決する、これスマートシティ化と呼んでいますけれども、スマートシティ化に向けたプロジェクトを最大で3カ年支援をするという、そのような政策であります。今回の事業を契機にしまして、東京のスマートシティ化をさらに加速させます。そして将来的にはほかの地域への展開も視野に、世界に先駆けたモデルの構築を進めていきたいと考えております。以上、私から3点についてお伝えをいたしました。それじゃあどうぞ。 【書き起こし】小池都知事が記者会見7月17日 全文2に続く