【ボクシング】プロ2戦目でメイン大抜てきの横山葵海に「ひときわ強さが目立つ」亀田興毅氏期待
ボクシング「3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)の前日計量と記者会見が20日、静岡市内で行われた。 メインにはプロ2戦目の横山葵海(あおい、23=ワタナベ)が大抜てき。スーパーフライ級8回戦で東洋太平洋同級5位デンマーク・ケビド(29=フィリピン)と対戦する。横山、ケビドともにリミットを100グラム下回る52・0キロで計量をクリア。横山は「明日はいつも通りの動きを出したい。勝ちにこだわった試合をしつつ、倒したい」と意気込みを語った。 横山は浪速高から拓大に進み、22年には全日本選手権バンタム級を制したアマエリート。今年7月のプロデビュー戦はワン・ハオ(中国)に2回TKO勝ちと期待に応える船出を飾った。 プロモートする亀田興毅氏(38)の期待もどでかい。「デビュー2戦目でメイン。今は日本ボクシングの黄金期。その新しい時代がきている中でも、ひときわ強さが目立つ。実際に試合を見て世界王者までいくんじゃないかと思わせてくれた。この試合次第では来年、大きな未来が開けてくると思う」と最上級の言葉を並べた。 興毅氏に見初められ、「3150×LUSHBOMU」最初の契約選手となり、静岡で初開催となる興行のメインに指名された。近未来の世界王者への道を切り開くか。横山にとって、将来を見据えた大勝負となる。