“パワハラ”で楽天を自由契約の安樂智大 甲子園準Vで14年ドラフト1位 3年連続50試合登板
プロ野球・楽天は30日、安樂智大投手のパワハラ報道に関する記者会見を行い、保留者名簿から外すことを発表。12月1日の公示で自由契約となります。 【画像】安樂智大投手のパワハラ疑惑「ほぼ事実」 楽天球団社長が会見 記者会見で森井誠之球団社長は、各社が報じたパワハラ報道は「ほぼ事実」と認め、この決断に至りました。 安樂投手は、済美高校2年生時にエースとしてチームを牽引し、春のセンバツ甲子園で準優勝。その後、2014年のドラフト会議でヤクルトとの競合の末、1位で楽天に入団。1年目の15年終盤に1軍デビューし、公式戦初登板初先発初勝利を飾りました。 以降先発としての成績に伸び悩みましたが、中継ぎに転向。21年に58試合に登板し防御率2.08をマーク。22、23年と3年連続シーズン50試合以上登板していました。 通算成績は231登板、防御率3.59、18勝、21敗、50ホールド、3セーブです。 ▽安樂投手の主な経歴 2013年 春のセンバツ大会で準優勝 2014年 ドラフト1位で楽天に入団 2015年 プロ初勝利記録 2016年 第1回WBSC U-23ワールドカップの日本代表に選出 2020年 プロ初ホールド記録 2023年 3年連続シーズン50試合以上登板達成