「オープンコンペ」ってどのぐらいの腕前なら出てもいいの?? 賞品目当てで参加するのはあり…?
賞品ゲットへのモチベーションや程よい緊張感とともに
気心知れたゴルフ仲間や、取引先など仕事絡みで行われることも多いゴルフコンペ。対して、ゴルフ場やメーカー、アパレルブランドなどが主催する「オープンコンペ」というものも存在します。 【写真】幹事必見! これが最近人気の“ちょっと変わった”コンペ賞品です 平日の集客アップやブランド認知、イメージアップを狙って開催されることが多いですが、一体どのようなもので、どんな魅力があるのでしょうか。
オープンという言葉が表す通り、「誰でも気軽に参加できる」点が大きな特徴です。もちろん1人でも参加できるので、友人などとスケジュール調整する手間もなく、会社員の代休消化などにも充てやすいでしょう。 用意されている賞品は、旬の食材や地域の特産品、ゴルフ用品、アパレルアイテムなど、各オープンコンペによって実にさまざま。欲しい賞品や好きなブランドが主催するオープンコンペを狙って、腕試しをするのも悪くありません。 オープンコンペでは、ニアピン賞や飛び賞、ブービー賞なども設定されているので、上位に入賞しなくても賞品をもらえるチャンスがあるはずです。また、コンペによっては想像以上に豪華な参加賞が用意されているケースも。 賞品ゲットへのモチベーションや程よい緊張感を抱きながら、いつもとは違うラウンドを楽しんでみるのも一興です。
ビギナーがオープンコンペに参加する際の注意点とは?
オープンコンペに参加してみたいけれど、ビギナーの場合は少し尻込みしてしまうこともあるかもしれません。では、どのぐらいのレベルであれば、オープンコンペに参加しても差し支えないのでしょうか。 スコア的には“100切りできないレベル”でもまったく問題ありません。さすがに130や140といった超ビギナーでは周囲に迷惑をかけてしまいますが、100切り前後であればオープンコンペの楽しさを十分に味わえるでしょう。 もちろん、ゴルファーとしてのマナーやプレーファストを遵守し、周囲に迷惑をかけないレベルでラウンドできることが最低条件です。 多くのオープンコンペは、新ぺリア方式などによるハンデ戦で開催されるので、100切り前後であっても入賞のチャンスがあります。参加者のスコアは80台前半から120ぐらいが目安となり、70台で回る人はごく一部でしょう。 実際に参加する際には、各種ゴルフ場予約アプリなどで「オープンコンペ」を検索したり、特集ページをチェックして、お目当てのところにエントリーをするのが一般的な流れです。また、ゴルフ練習場などにはオープンコンペの案内が貼り出されていることもあります。 ラウンド当日はいつもより余裕を持って到着し、まずは受付と最終調整を済ませましょう。受付時にはルール説明を受けたり、ルールが書かれた用紙を受け取ったりします。多くのオープンコンペでは「ワングリップOK」や「6インチプレース」などを採用していますが、もしも分からないことがある場合は、主催者や同伴プレーヤーに尋ねれば丁寧に教えてくれるので心配ありません。 最近のオープンコンペは18ホール集計ではなく、前半の9ホールのみを集計する「ハーフコンペ」を採用しているケースも多く、ラウンド後の結果発表もスムーズ。前半は少しピリッと、後半はリラックスしたラウンドを楽しむのも有意義です。 100切り前後のスコアをマークできるような腕前であれば、一度“競うゴルフ”の楽しさを体験してみるのもアリかもしれません。 文/のぐち まさひろ ゴルフとサウナと愛犬をこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「8.1」。
ピーコックブルー