マンCはほぼ補強なしで新シーズンへ? 指揮官ペップが今夏の補強について言及 「同じメンバーで挑む可能性は85%、90%」
デ・ブライネにも言及
マンチェスター・シティは静かな夏を送る可能性があるようだ。移籍市場が開いて様々なクラブが新戦力の補強に動いており、シティもブラジル代表FWサヴィーニョを獲得している。 サヴィーニョ以外にもシティが狙っている選手の噂は浮上しているが、同選手以外を補強する可能性は低いようだ。英『Daily Mail』が報じている。司令塔であるケビン・デ・ブライネのサウジアラビアへの移籍が最近話題となっているが、これについて指揮官のペップ・グアルディオラは「ケビンは去らない」とコメントし、今夏の動きについて言及した。 「もし誰かが去るなら、そのことについて話し合うつもりだ。もちろん、最終日までは(移籍の)チャンスはあるし、新しい選手を入れるという選択肢も排除しないが、同じメンバーで臨む可能性は85%、90%だと思う」 「チームに所属する人材の質は代えがたいものであり、その質は十分にあるので、私は安心している。しかし、どうなるかは分からない。最後の瞬間に誰かが何人かの選手を狙って来て、彼らが去るかどうかで、我々が決めることになるだろう」 新戦力の補強は現有戦力の去就次第だと語ったペップ。すでにセルヒオ・ゴメスは移籍を果たしているが、まだ去就が注目されている選手はいる。デ・ブライネ同様にサウジアラビアのクラブに狙われているエデルソンや移籍市場が開くたびに移籍の噂が浮上しているベルナルド・シウバ、移籍の可能性が高いカルヴィン・フィリップスなどは移籍を決断する可能性もあるだろう。 ペップがシティを率いる最後のシーズンとなる可能性もあり、新シーズンはペップ・シティの集大成となるかもしれない。あくまで今夏の補強は現有戦力の去就次第となるようだが、今後の動きに注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部