「"子供がいらないバツイチ彼氏"との結婚はアリ?」 究極の選択を迫られたときに後悔しない方法
恋愛は勝ち負けじゃないっていう意見もあるかもしれないけど、それって綺麗事で。結局は、より相手を好きな方が、好きな相手を繫ぎ止めるために無理したり折れたりすることでなんとか続いている。そんなカップルが多いんじゃないかしら。 Jasmineさんの彼は恐らくアラフォーで、すでに子供を育てたこともあるバツイチとあって、結婚に対して現実的。言い換えれば、冷めた目で見ているところがあると思うの。対するJasmineさんはまだアラサーで、結婚に夢見ているし妥協なんてしたくないわよね。 こんな言い方をしたら失礼かもしれないんだけど、あなたはご自分の病気のことで、彼に負い目を感じてるところがあるんじゃないかな。そんな自分を受け入れてくれている彼が子供を望まないなら、自分もあきらめなければ仕方ない。そう自らに言い聞かせてない?
これがもし、彼が子供ができない体質だというなら、話はまた別だと思うの。だけど、そうじゃなくて、彼は「子供は絶対に欲しくないけどそれでもいいなら結婚するよ」という、いわば条件付きの駆け引きをあなたに提示しているのよね。 先生が気になったのは、そこ。 子供を持つ持たないというのはその夫婦の状況もあるし、どちらが幸せな人生かなんてもちろんわからないわ。 だけど、ご病気の身とは言え、まだ充分妊娠できる可能性があるアラサーのあなたに、子供を持たない人生を押し付ける彼って、本当にあなたのことを尊重していると言えるのかしら? 「責任感がある」彼だとあなたがいうのなら、彼は経済的なことも見据えて、「子供は持たない方がふたりにとっていい」という考えなのかな。だけど、女性にとって子供ってすごく重要なことでしょう。何か事情があって絶対に欲しくないと決めていない限り、この先、突然ものすごく産みたいという気持ちになることだってありえるわよね。それが女という性(さが)だもの。
最近すごく思うんだけど、本当に相手のことが大事なら、人って、自分の主義を捻じ曲げてでも相手に合わせちゃうことができるのよね。それができない、やっぱり自分のエゴを通したい、となったときに、どっちが折れるかって言ったら、それは立場が弱い方。つまりこの関係において、Jasmineさんの立場が弱いってこと。問題はそこじゃないかしら。 そしてね。こういう究極の葛藤を味わったとき。最終的な決め手になるのは、 どちらを選んだら「自分を嫌いにならずにいられるか」