【ごちそう年越しそばレシピ】 鴨ではなく“鶏”南蛮そば パリッと焼いた鶏がおいしい!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.170 鶏南蛮そば
本日は大晦日。大晦日といえば年越しそば。鴨南蛮もいいけれど、少し気軽に「鶏」南蛮そばにしました。 ちなみに私の実家のある新潟県では「年取り」といって大晦日にごちそうを頂きます。東京に引っ越してきたとき、大晦日は年越しそばだけだよと聞いたとき、衝撃をうけました。年末年始の行事の違いを聞くのはこの時期の楽しみのひとつです。 ■材料(2人分) ・鶏もも肉:1枚 ・長ねぎ:2本 ・しいたけ:2~4枚 ・出汁:3カップ ・醤油:大さじ1と1/2 ・みりん:大さじ2 ・ゆずの皮(あれば):適量 ・蕎麦:好きなだけ ■作り方 (1) 鶏もも肉は余分な脂を取り除く。長ねぎは3センチの長さに切る。しいたけは軸を落とす。 (2) フライパンに鶏肉の皮目を下にして、中火で焼く。2分ほどして皮目がパリッとしたらひっくり返し、長ねぎを入れ、転がしながら焼いて取り出す。 (3) 蕎麦は袋の表示通りに茹でる。 (4) 鍋に出汁を入れ、沸騰したら醤油、みりんを加え、ひと煮立ちしたら(2)を加え、3~4分煮る。鶏肉を取り出し、切り分け、そばにのせる。お好みで柚子を散らす。 蕎麦の出汁は市販品のめんつゆを使ってもOKです。この間の鯨バーグもですが、白央さん、ほんと面白いもの見つけてきますよね~。来年は私もアンテナを張り巡らせて、白央さんをアッと言わせたいです。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ